通勤のおとも2019・その2
いやーー、もう3月なのに読んだ本少なっっっ年々減ってるのわかってるが、朝の通期電車20分しか読んでないからなーこころげそう 畠中 恵あらすじ下っ引き宇多の幼なじみの兄妹、千之助と於ふじが、神田川で溺れ、死んでいるのが見つかった。自ら落ちたのか襲われたのか、真相はわからないままだ。宇多が想いを伝えられぬまま逝ってしまった於ふじが、なんと幽霊になって帰ってきた。肝心なことは覚えていないと言うのだが…。幼なじみの男女九人を巡る謎めいた事件と切ない恋もようを描く、お江戸の恋の物語。母が気楽に読めるから、と結構好きで読んでいるので実家に文庫が何冊もあって、そのうちの1冊を借りて来て読みました。初めての畠中作品。確かに時代物ではあるけど、わかりにくいところはなくてさらっと読めたかも。江戸の風俗や生活もなんとなくわかるし、いろいろ想像しながら読むのは楽しい。みんなが幼馴染で、でも家の環境でだんだん生活が変わっていってそれでも好きあったりあきらめたり、その幼馴染関係がちょっと切なさもあってね。わけもわからず亡くなってしまった於ふじが宇多の前に幽霊となってあらわれ、いろいろ手助けしてくれる、というのはそこはお話、なのだがそれもあり、と思えて気楽に面白かったです。こころげそう/畠中恵【1000円以上送料無料】こいしり (文春文庫) [ 畠中 恵 ]なりたい (新潮文庫)[本/雑誌] (文庫) / 畠中恵/著ときぐすり / 畠中恵 著 - 文藝春秋