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カテゴリ:好き好き!本・雑誌
繰り返し読んだ作品が、いつといつだったか
もうわけわかんないので、、、 28、29にしたけど3回は読んだ 申し訳ないが、今年一発目が3回目読破。 だから、あとでもう一回書く・・・ ファーストラヴ 島本理生 あらすじ 夏の日の夕方、多摩川沿いを血まみれで歩いていた女子大生・聖山環菜が 逮捕された。彼女は父親の勤務先である美術学校に立ち寄り、 あらかじめ購入していた包丁で父親を刺殺した。環菜は就職活動の最中で、 その面接の帰りに凶行に及んだのだった。環菜の美貌も相まって、 この事件はマスコミで大きく取り上げられた。 なぜ彼女は父親を殺さなければならなかったのか? 臨床心理士の真壁由紀は、この事件を題材としたノンフィクションの 執筆を依頼され、環菜やその周辺の人々と面会を重ねることになる。 そこから浮かび上がってくる、環菜の過去とは? 「家族」という名の迷宮を描く傑作長篇。 直木賞受賞作。 専門用語や、思いもよらぬ人物の過去も知っていく中で 事件の状況ではまったく思いもよらなった深い理由が暴かれていく、、、 のが、実は読みやすくて引き込まれた。 いや、もちろん映画原作で人物も映像化して自分で想像しながら読むから 理解しやすいというのもあるのだが、文章が難しいわけではなく す―っと入ってきて、でも軽い文章ではない、のが好きな作品かなあ。 ページ数残り少ないのに、これ解決するの?? と思うのだけれど、ラストはなんともあたたかなもので、 もやもやしたまま終わらなかったのがよかった。 本当に映画楽しみなのだ。 [書籍のゆうメール同梱は2冊まで]/ファーストラヴ[本/雑誌] (文春文庫) / 島本理生/著 Uru/ファーストラヴ(通常盤) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.01.24 16:43:19
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