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カテゴリ:好き好き!本・雑誌
これが昨年ラストだっただろうか・・・
一度興味を持つと、その作家さんの作品を まとめて読みたくなるんだよね、飽きるまで。 イノセント 島本理生 あらすじ やり手経営者と、カソリックの神父。美しい女性に惹き寄せられる、 対照的な二人の男。儚さと自堕落さ、過去も未来も引き受けられるのは―。 深い事情を抱える比紗也に惹かれる男性たち、なのだけれど なんというか比紗也が危なっかしすぎて、 ちょっとイラっとする・・・のだよね 真田や如月にもいろいろと事情があって、 一筋縄ではいかないだんろう、とは思っても 虐待するどうしようもないヒモ男の父との関係も断ち切れず、 揺れていることが多くて、どうにも、、、 と思いつつも、ちゃんと幸せにならないとだめじゃん、みんな・・・ とも思って、それぞれに感情移入しつつ、 着地はどこなのだ?という終盤でした。 すごく繊細な心の機微を、全部語りつくすことなく描く、 というイメージがあって、余白があるので考えてしまうんだよね。 [書籍のゆうメール同梱は2冊まで]/イノセント[本/雑誌] (集英社文庫) / 島本理生/著 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.02.21 12:20:42
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