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2025.04.18
カテゴリ：好き好き！本・雑誌
SNSで見かけて、
読んだことない著者だったんで中古本でとりあえず読んだら 止まらなくなっちゃって。500ページ超えの上下巻一気読みです。 犯罪者（上）（下） 太田愛 あらすじ  白昼の駅前広場で４人が殺害される通り魔事件が発生。犯人は逮捕されたが、 ただひとり助かった青年・修司は再び襲撃を受ける。 修司は刑事の相馬と、その友人・鑓水と暗殺者に追われながら事件の真相を追う。 最初の通り魔事件は、違和感ありありなので まあ、通り魔ではなく裏に誰かいるのね、と思って読み進めると 大企業、政治家、、、と点々と人物が出てきて、それがだんだん線で繋がり 面に広がり、、、という感じになり、先が気になって止まらなくなりました。 久々の感覚です。 決して難しい文章では無いのだけど、とにかく展開が二転三転するし 主人公たちの考え抜いた作戦が、うまく行きそうで見破られて、でも逆に 裏をかいて、の繰り返しで、これはハッピーエンドなのか？？と心配になる。 全部がうまくいった、というわけではないし、でも身の回りに起きそうな内容でもある。 巨大な力に市井の人たちがどう挑んでいくのか、少しでも立ち向かえるのか。 もちろん、登場人物が一筋縄ではいかず、また中心の3人が職業立場体力と それぞれうまくかみ合ってるのはお話の世界かもしれないが、人は無力ではない、 というキモチにもさせてくれる。 同著者作品をもう少し読んでみたくなりました。  犯罪者 上／太田愛【1000円以上送料無料】  犯罪者 下 角川文庫 / 太田愛 【文庫】  犯罪者【上下 合本版】【電子書籍】[ 太田 愛 ] お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2025.04.18 08:32:36
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