放射能濃度について
皆さん、こん△△は。この度の東北関東大震災・被災地の一日も早い復興を祈ります。 こう毎日「原発、原発」「放射能、放射能」「○×ベクレル」っていう類のニュースばかり流されると、あまり聞きたくないし、話題にもしたくは無いけれども、触れておかなければならない心配がある。私はどちらかというと「東電擁護派」で、想定外の天災に遭ったわけだから、(少なくとも現場の東電社員は)日夜放射能危険に晒されながら必死に戦っており、彼らを責めることはできない。責めたくない。基準値の1億倍の濃度が測定可能であることに疑問を持たれる方がいるようですが、濃度は元液を薄めるだけで、どんな濃度も測定可能ですよ。濃い方は可能です。ある範囲で精度のある検量線を作成し、上限を超える測定強度・測定値が検出されれば、その被分析液を、感度に合わせて薄めるんです。例えば、10~1000ptしか測定できない測定器の場合、元の液を100倍希釈します。そうすれば、10~100,000ptまで測れます。再度上限を超えれば、もう一度100倍希釈します。そうすれば、10~10,000,000ptまで測れるます。そうやって何度も希釈を繰り返せば、どんな濃度の液体も分析できます。この際、分析結果は正しかったと仮定しましょう。ただ、その値が意味する影響については、甚だ怪しいと思います。放射能学者・博士が、TVで「基準内だから安全です!」って言ってますが、その根拠は過去の知見だけのはずです。その知見って奴が極めて怪しい。放射能濃度に関する研究・知見って、どれくらいのデータが有るんでしょう。それも人体に及ぼす影響なんて、標本数が少ないに決まってます。どこか知らない土地で、幾つもの人体実験が行われていれば、別ですが・・・。それは無いでしょう。まぁ、その人体実験・データもその個人のベースとなる「体力・体調」に大きく依存するはずです。「煙草の悪害」だって、本当のところは不確かですよ。元々、煙草抗体のある人は一日に何十本吸おうが大丈夫ですし、精神的効果でむしろ良薬になっている場合もあるはずです。事例が山ほどある煙草の例ですら、人体に及ぼす影響なんて正確に解からないはずなんです。それが、データの少ない放射能の影響なんて、無害と言えるはずはないです。「絶対に無害だ」と声高らかに言い切る学者には、必ずその安全である濃度の放射能水を飲みながら安全宣言をして欲しい。だって、飲めるでしょ。・・・・安全なんだから。例え実際には間違っていても自分の体を張った主張ですから、許されると思います(後世の人も彼を許すでしょう)。他人の知見なんて、いい加減なものですよ。それに、「1+1=2じゃない」という事実は誰もが知っていますよね。単純な足し算が成り立つならば、この世に「大発明」や「ノーベル賞」は存在しません。例えば「化学反応」っていう現象がありますよね。六価クロムは超微量では無色ですが、ジフェニルカルバジドという試薬と混ぜ合わせると、強烈に発色します。これは、六価クロムとジフェニルカルバジドが化学反応により「錯体」という新たな物質を生成するからです。ジフェニルカルバジドを使った比色分析は、正にこの化学反応を使って微量の六価クロムを分析する方法なのです。僅かな知見で「薄い放射能が安全だ」と言おうが、自然界ではどんな物質・液体と混ざるのかもわかりません。想定すらできません。海水と言う塩水でさえ、海水には多くのミネラルが含まれています。無機物も有機物も。それが、放射能と反応しないと誰が確認したんでしょう?確認出来るほどのデータは無いはずです。今、問題にしている放射能と選択的に反応してしまうミネラルがあるかもしれません。少なくとも放射能という限られた標本の中では無理です。だから怖いのです。たとえ「放射能単独が安全だ」としても、放射能が新たな反応物を作ったあとの物質は「極めて凶暴なモノ」になっているかもしれません。安全な放射能1と海水のミネラル1が混ざった瞬間に、人体に悪影響を及ぼす1000という化け物に変化するかも知りません。だから怖いのです。この場合も分析値は安全な放射能1ですよ。(ミネラルも1です。)決して、人体に有害な1000という数字を示しません。だから怖いのです。・・・だから怖いのです。分析値に踊らされぬよう。未知の物質は摂らぬことですよね。でも、知らぬ間に、安全なはずの野菜を通じて、魚を通じて、飲料水を通じて、少しずつ身体は蝕まれてゆくんでしょうね。・・・恐らく。放射能と自然界の何かが混ざると、実はがんに対する免疫ができるとか、効能となって欲しい。