カテゴリ:カウンセリング
とうとう最後の最上位レベルに来ました
この知覚レベルは、自分が正しいと考えている概念が存在しています それと比べる形で、正しくない概念が知覚されます 11.体系概念(System Concepts) 何組かの10.原理が集まり、私が体系概念と呼んでいる首尾一貫した知覚になる。 私たちの政府を意味しながら“政府”のことを話すときは、“良くても良くても悪くても私の国”や、“代表なければ納税義務なし”(米国独立戦争時のスローガン。)、そして“人ではなく法による統治”のような原理のことを考える。 体系概念は、ある組織化された実体の最重要の考えである。 下位のレベルである原理は、実体そのものを作り上げる細部である。 例えば物理という科学は、最も注意深く精巧に作られた、多くのそして互いに調和する原理に基づく大きな体系概念である。 “自己(self)”のような体系概念もまた何組かの原理から生まれる。 しかし、物理の原理のようには精巧ではない。 体系概念には、宗教のように高尚なものもあり、ボーリング連盟のような世俗的なものもある。 様々な人の人格の感覚は、私が思うに、体系概念のレベルにおいて知覚される。 誰かが“組織(The system)”について怒鳴り散らすときは、その人は、体系概念のレベルにおいて誤差(心の天秤の傾き)を修復すべきであると強く主張しているのである。 体系概念は基本的に頭の中に存在する知覚である。 法律のような体系概念を知覚しないで、支持もしないならば、体系概念は存在しないだろう。 体系概念が他の人にも存在することは認識が可能である。 それは、ある古代の民族が道徳性と慣習という全ての原理と規則を持つ月の女神を崇拝した、ということを理解するようなものである。 月の女神の崇拝者の付近にいるときは、彼らと問題を起こさないように用心深くしなければならないかもしれないが、月の女神の知覚はあなたにとっては現実味がないので、あなたはただお義理でするだけだろう。 私たちの生活を最も直接に左右する体系概念は、私たちがその価値を信じているものであり、私たちにとってとても現実的に思えるものであって、そして維持するために多くの努力を費やすことになるものである。 また、人々の間に最大の問題を引き起こす体系概念は、相反する原理や相反する規則で作り上げられているとても異なったものである。(かつての米ソの冷戦がその例ですね) 体系概念と原理の両方とも、合理的思考のレベルである9.プログラムのレベルの上位にあることに注意しよう。
私たちは原理を支持するようにプログラムを選び、使用する。 また、体系概念を支持するように原理を選び、使用する。 まとめ これらのレベルを盲目的に記憶するよりも、私は人々が知覚のレベルという考えにもっと注意を払うことを望んでいる。 私たちは、高次レベルをコントロールする方法としていくつかの種類の下位の知覚をコントロールする。 (完) ーーーーーーーー 人間はほぼ同じ9.プログラム知覚を持っていると思われます そのレベルはとても論理的です しかしその上位の知覚レベルの中身はさまざまです 組み合わせが異なるからですね(とても簡単に言いました) その組み合わせが「個性」なんですね さて、実際のカウンセリングやRPのときに 11のレベルをいちいち思い出しながら使うのは 現実的ではありませんね グラッサーの卓見はこれらを3つに簡略したことです ご存知のように 感覚のシステム 知覚のシステム、知識のフィルター 知覚のシステム、価値のフィルター です 11のレベルのどれがこれらの3つにあたるかを考えるのは 少しは頭の体操になるかな お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年04月05日 10時49分36秒
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