我最愛の妻のために

２００４年２月９日　月曜日　２７６日目

９時４５分に出発し、デイサービス施設へ。１０時着。
すでに送迎も終わっており、利用者は全員揃っていた。
今日は１９歳、２５歳、５０歳、５３歳とマサヨの５人。全員女性だ。

看護士さんに看護サマリー等の資料を渡し説明をしていると、突然その看護士さんが
『ひょっとしてマサヨさんの旧姓って、○○さん？』　と聞いてきた。
そして、『○○小学校で一緒やった○○秀美です！』　それを聞いてマサヨは　
『あぁっ！ひ～ちゃんや！』　と叫んだ。
マサヨも覚えていて、二人で手を握り合って泣き出した。
それを見ていて周りの人もつられて、皆泣き出してしまった。

こんなところでマサヨを知っている、それも幼なじみと会うとは！
またその人が看護士をしていて、これから面倒を看てもらうことになるなんて・・・・
これも何かの縁なのかもしれない・・・これから宜しくお願いします。

午前中に検温、血圧を測ったあと、コーヒーを飲みながらお話しタイム。
そして順番に入浴。女性二人で入れてくれる。
その間に一旦私は買物をして家に戻り、家で昼食。２時過ぎに施設に戻る。
マサヨは皆でテーブルの上でボール遊びをしていた。
余り楽しそうには見えなかったが、先ずは参加する事に意義有り。
ぼーっとする時間が減っただけでもよしとしよう。私も少し参加して一緒に遊ぶ。
最後にリハビリルームを借りて、平行棒で少しだけ歩く練習をした。
責任者のＫさんにも見てもらった。

３時過ぎに順番に送迎が始まったので、私もマサヨと一緒に帰り支度。
４時から理学療法の外来予約をしていたので、そのままリハビリセンターへ直行。

３時半着。
少し早すぎたが売店で同部屋だったＨさんとＯさんが居たので挨拶して少しおしゃべり。
４階の詰め所へ忘れ物のＣＤプレーヤーを取りに行き、４時前に理学療法室へ。
Ｍ先生と介護用品業者とで車椅子の内容を決定した。
時間がかかりすぎてしまい、Ｍ先生が他の患者さんの装具のブレスがあるので、
少し待っていて欲しいと言われたので待つ事にした。
訪問介護のヘルパーさんが５時半に来ることになっていたので、時間変更の電話をいれた。

結局５時半からリハビリが始まったが、時間が無いのでマット運動はしないで、平行棒内
での歩行練習と、４点ステッキを使っての歩行練習。
嫌がりながらも順調にこなし、約３０分間のリハビリが終了した。
最後に次回の予約。２月２３日　水曜日。

６時過ぎに終了して即効で帰る。
ヘルパーさんは二人で来てくれた。今日は時間も無いので夕食の準備だけをお願いした。
手際はすごく良い。ぶりの照り焼きと白菜とあげの御浸し、味噌汁。
これが結構おいしかった。皆できれいに残さずに食べた。
最後の後片付け、洗いものまでしてくれ丁度１時間。さすが！って感じ。
これには関心したし、感謝したい。本当に助かる。有難うございました。

８時ごろ、じぃちゃんとばぁちゃんが来た。
ばぁちゃんが秋刀魚を焼いていたとき、突然はじけて目に入ったらしい。
じぃちゃんに目医者に連れて行ってもらったとのこと。
８8時半頃まで居て帰った。

今日はマサヨも目が堅く、木村拓哉のドラマ、プライドを一緒に見てから寝た。



２００７年２月９日　金曜日

夕食後、テレビを見ているとマサヨが、
『エリちゃんかわいいなぁ～、ほんまにかわいいわぁ～』　と言い出し、
エリが、『じゃぁ抱っこしてくれる？』
『抱っこしてあげよ、おいで』　とマサヨ。



エリがしばらくマサヨの膝の上に乗っていると、重くなってきたのか、
お疲れの様子でした。



しばらくして、マサヨは　『でも、産んでないけどなぁ』　とつぶやき、
いつものようにエリに怒られていた。