2009/11/25(水)11:55
富士山【2】
雪稜歩きよりこの岩場を歩いた方が怖くないというPを横目に登ります。急斜面を登る私を撮影して貰おうと話し掛けるとそれどころではない形相だった。何故こんな斜面が怖いのかは多分目の錯覚から来るものではないかという話しに後でなった。私は此処を下る方が怖い。20分程で山頂付近に到着したので大した距離ではない。12:20見事な氷のオブジェに到着する。Pも必死に頑張って登ってくる。風は相変わらず強い。Pと一緒に先に進むと素晴らしい景色が目に飛び込んできた!あれが剣ヶ峰か~そして・・・スパッと切り落ちたお鉢の近くには怖くて近づけない私を尻り目に彼はスタスタと歩いて行く。意味がわからない。雪稜の登りが怖いだけらしい。やっぱり変態!笑こんな怖い所を1周なんて出来ません。お鉢巡りは時間もないし・・・ってあるけど・・・怖いので止めた。笑3776地点に行ければ満足ですから。とりあえずアイスクライミングして~なんちゃって。笑そんな時間あればせっかく来たんだからお鉢巡りするだろ?フツ~~仕方ないじゃん。へなちょこりんなんだもん。次回ね!笑だから・・・だから・・・だからさ・・・そんなことする時間あるならさ・・・お鉢巡り・・・笑と此処で事件勃発!Pのボロアイゼンの金具が外れてしまった。あちこち探しても外れた金具は見つからない。オロオロオロオロ~~は、私だけで到って冷静P。とりあえず修理するが・・・ま、これが・・・あの登りだったらアウトだったしお鉢巡りの最中でも嫌ですわ。不幸中の幸いってことで!アイゼン忘れて雪山バリをリードされた方ですから大丈夫ですよね?阿弥陀の下りをアイゼン無しで降りたんですから。見てる私が怖かった。笑下って来ると幾つかのパーテイーに出会う。今日初めて人に会った。嬉しい!折角なので写真を撮って貰う。皆さんスキーにボードを担いでいる。「こんな所からスキーで下るなんて無理。10万くれるって言われてもしないよね!」「100万でもしないな。」「1億でも嫌だわ。」「死にたくないもんな。」此処だけは意見が一致したオイラ達でした。笑尻セードはムッチャ楽しいんだけどね~。14:00下山開始って・・・山頂で2時間過ごしてた。笑富士山登ったぞ~~喜びのポーズってひとそれぞれだな。笑ひたすら尻セードしまくる。わたしの写真を撮ろうと下から身構えていたPは2度の撮影失敗!ったく!!!!!!!!!ま~そん位すっごいスピードだったんですよ。ええ、最後はお互いにビビリながら滑りました。15:30登山口到着。駐車場にはお天気悪いし、平日なのに観光客の方々が一杯居ました。びしょ濡れで捨て犬の様な有様の私を見た観光客のおばちゃんに「まさか、富士山に登ったの?山頂まで?風邪ひいてお母さん悲しませちゃダメよ~」って言われちゃいました。笑あの・・・孫居るんですが。先日高見石でご一緒した方とあの山に登った、この山に登ったって2人で談笑してたら「お嬢ちゃん、山ばっかり登ってるとお母さんに怒られるよ」って言われましたよ。あの~~。ちびっこだからって・・・よく見て下さい!かなりのババアですから。笑紅富士の湯の温泉でマッタリ過ごしPさんお勧めの豚肉一杯!温野菜たっぷりのほうとうを食べて帰宅しました。途中でGパンのチャックを全開にしなくては入らない量でしたがスープまで完食です。厭しい女だこと!笑★富士山!記念に残る雪山でした。何処の山に登っても見えると嬉しい富士山はやっぱり素晴らしい山でした。又登りたいな。ご一緒して下さったPさんも有り難うでした。