2011/12/06(火)13:42
地域ケア会議
ケア会議に行ってきました。 本日のテーマは、「 認知症の人と家族の支援について学ぼう 」 「認知症の人と家族の会」の京都支部より、長く認知症のご家族を介護されてきた方が、自分の経験を盛り込めながら、解り易く丁寧に、認知症についてお話されました。 現在208万人の方が認知症だそうです。高齢者だけでなく、40~50歳代で発症するひともあり、65歳未満の認知症の人は4万人と推計されています。とても身近な問題です。 認知症の方の介護は24時間365日気が休まらず、自分の時間が持てないなど大変です。 勿論、介護も大変ですが、本人も、自分はおかしいぞと解りながら辛く思いながら生活されている事から、もともと「呆け老人をかかえる家族の会」として活動されていたのが、「認知症の人と家族の会」へ名称変更されました。 認知症は徐々に進行するので、気が付いた時にはかなり症状が重くなっていることが多いです。 認知症になったとしても、介護する立場になったとしても、人としての尊厳が守られ、日々の暮らしが安穏に続けられなければなりません。 病気もいろいろありますね。一人であるいは家族で抱え込まずに、地域包括センターや、家族の会や、精神科に相談しましょう。 家族が作った「認知症」早期発見のめやす 今切ったばかりなのに、電話の相手の名前を忘れる同じことを何度も言う・問う・するしまい忘れ置き忘れが増え、いつも探し物をしているサイフ・通帳・衣類などを盗まれたと人を疑う料理・片付け・計算・運転などのミスが多くなった新しい事が覚えられない話のつじつまが合わないテレビ番組の内容が理解できなくなった約束の日時や場所を間違えるようになった慣れた道でも迷うことがある些細なことで怒りっぽくなった周りへの気遣いが無くなり頑固になった自分の失敗を人のせいにする「この頃様子がおかしい」と周囲から言われた一人になると怖がったり淋しがったりする外出時、持ち物を何度も確かめる「頭が変になった」と本人が訴える下着を替えず、身だしなみをかまわなくなった趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなったふさぎ込んで何をするのもおっくうがり嫌がる どうですか?いくつか思い当たることがあったら、一応専門家に相談してみたらどうでしょう? 「ボケ」ても安心して暮らせる社会を目指していきましょう!