大国主命のエネルギー
大国主命は因幡の白ウサギを助ける話で有名ですが、それ以外にもいろんな逸話があります。大国主は美人の姫神さまに好かれたので、ほかの兄弟に嫌われてしまい、いろんな虐めを受けます。その度に復活を繰り返してきました。これは農業に良く似ています。春に種を撒き夏に成長し秋には実をつけ冬には枯れ、そしてまた春に種を撒く、この滅びと復活を繰り返すのです。そしてこれが「国造り」なのです。そして、天照皇大神に戦争をせずに国を譲る「国譲り」をします。国譲りのときには事代主命などの神々に相談して天照皇大神に譲りました。日本は窮地に立つといつも冷静に争いごとをせずに解決してきました。大政奉還のときもそうです。江戸城は無血開城されたのは有名です。