MINOLTA α9xi【MINOLTA α9xi】 従来の35ミリ一眼レフとは異なる曲線を多用した大胆なデザイン、その個性的過ぎるデザインの評価は賛否両論に分かれ、プラスチック外装の好みもあってか馴染まないユーザーも多かった。発表当初、その「行き過ぎたオート化(オートズーム・アイスタート機能)」が批判の対象になったxiシリーズのフラッグシップモデルであった。 ミノルタα9xiはシリーズの最高級機種だけあって、当時の35ミリ一眼レフとしては最高のスペックを持っていた。 12000分の1秒シャッター、14分割ハニカムパターン測光、秒4.5コマのモータードライブ、オートブラケット機能など、中でも12000分の1秒の高速シャッターは他社を凌ぐものだった。 プラスチック素材のチープな感触と強度的な不安が嫌われているが、カメラに使用されるプラスチックは充分な強度があり抜群のレリーズ感からは、作りのよさが伝わってくる。 他に使っている人を滅多に見掛けないが、今でも古さを感じさせないデザインであり、よく出来たカメラです。 メーカー > ミノルタ 発売日> 1992年7月 発売時価格> 145,000円 型式> マイクロコンピューター制御35mmオートフォーカス一眼レフカメラ レンズ> ミノルタαレンズ マウント> ミノルタAマウント シャッター> 電子制御式縦走りフォーカルプレーンシャッター ピント方式> (AF方式) オートフォーカス:TTL位相差検出方式多点測距 検出素子:CCDラインセンサー(4センサー2次元配置) 検出範囲:EV-1~19(ISO100) AF制御自動切替 マルチ動体予測フォーカス制御 マルチ動体予測フォーカス制御 主要被写体判別ファジィ推論4.5コマ/秒連続撮影にAF追随可能 ローカルフォーカスエリア(4カ所)選択可能 AFロック可能、マニュアルフォーカシング可能、縦横構図検知センサーに連動、AF優先/レリーズ優先切替可能 ファインダー> 一眼レフレックス方式(ペンタプリズム使用) スクリーン上に液晶表示 フォーカシングスクリーン:全面アキュートマット 視野率:縦92%、横94% 倍率:0.75倍(50mmレンズ∞位置) 視度調整機構(-2.5~+0.5diopt.) ハイアイポイント 露出制御> プログラムAE(Pモード・エキスパートプログラム イメージシフト可能) 絞り優先AE(Aモード) シャッター速度優先AE(Sモード) マニュアル(Mモード マニュアルシフト可能) TTL開放測光(専用フラッシュ使用時はTTLダイレクト測光) 多分割測光(測光値ファジィ演算)・中央重点的平均測光・スポット測光選択可能 測光素子:14分割ハニカムパターンSPC(シリコンフォトセル) フラッシュ光調光用SPC(シリコンフォトセル) 測光範囲:EV0(スポット測光時EV3)~20(ISO100/F1.4レンズ使用時) AEロック可能 露出補正可能(±4EV 1/2段単位) フィルム送り> 装填・給送:オートローディングフィルム給送 1コマ撮影/連続撮影(4.5コマ、2コマ/秒)切替可能 巻戻し:オートリターン巻戻し、途中巻戻し可能 液晶表示 撮影モード表示> ・フィルムマーク・パトローネマーク・電池容量表示・セルフタイマーマーク・ISOマーク・シャッター速度/フィルム感度/カード名表示 ・絞り値/露出補正値/カード内容表示・カードマーク・フィルムカウンター/多重露光表示/露出ブラケット表示・1コマ/連続撮影表示 ・セットマーク・露出補正表示・フォーカスエリア表示・測光方式表示・焦点距離液晶表示 内蔵ストロボ> なし 大きさ・重量 163×98.5×64mm 755g(電池別) 電源・電池> 本体:6Vリチウム電池(2CR5型) 1個 クオーツデータバック用:CR2025 1個 別売りバッテリーパック BP-9xi 装着により単三電池(4個)にて使用可能 備考> クオーツデータバック標準装備 ジャンル別一覧
人気のクチコミテーマ
|