カテゴリ:療養生活
毎度のことなのであまり驚かなくなっているけど
夫の入院がまた延長しそうだ。 入院直後から微熱があり気になっていた。 そのときのレントゲン写真で肺の状態がまたよくないとのこと。 軽い肺炎を治療するため、点滴がはじまった。 今日は夫にインスリン治療を薦めるつもりで 病院へ鼻息荒く向かったのだが 私以上に鼻息荒く待っていたのは、初日に挨拶に来た女医さん。 背後に坊ちゃん先生(と夫は呼んでいる)を引き連れて 私の登場を虎視眈々と待っていました・・・みたいな殺気だった顔でやってきて レントゲン写真をサッと突き出し 肺の状況をこれこれしかじか・・・ だから、高い血糖値もなんとかしなければいけないのだ、、の流れで攻めてきた。 私はとっくにそのつもりでいたので 聞いているうちに段々可笑しくなってきていたのだけど とりあえず真面目な顔をして対応して、インスリンをするつもりだと伝えた。 私があまりにもあっさりとOKしたので 女医さんはたぶん心の中で『ズコッ』っとこけたと思う。 口調ががらりと変わったんだもん。 坊ちゃん先生は絶対『チッ』っと思ったに違いない。 夫は自分のことなのに 勝手に話が進められて、しかもいつのまにか入院延期されているし、目が点。 けさ、訪看さんと電話で話したことを丁寧に伝えて どうにか納得したようにみえた。 でも、実は夫も考えていたのだ。 伝の心に『えいようへ・・』と。 『へ』の後はピンと来た。 へらす・・・減らす・・・ 血糖値を下げるためにカロリーを押さえたらどうかと考えていたようだ。 そっかー、その手もあったなー。 夫は現在一日1500カロリーのラコールを摂取している。 この病気の男性はどのくらい摂取しているのかよく知らない。 でもなんとなくもう少し少なくてもいいかなとも考えていた。 腕や足は骨皮筋衛門だけど おへそ周りはブヨブヨしている。 体重は175センチで55キロ。 半年前のレスパイト時は50キロだったので5キロ太った。 あわててナースステーションへ行き 看護師に夫の考えを伝えた。 坊ちゃん先生も、カロリーを減らせば血糖値も少しは下がりますね、と言った。 ただ、それでインスリンをしないことになるのは困るぞという表情。 なのでインスリンはするから夫の言うようにカロリーも制限してみたいとお願いした。 女医さんと相談して決めるようだ。 夫が自分の治療に意見を言ったことがとても嬉しかった。 どうか、血糖値が下がりますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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