2010/01/22(金)19:17
金融情報はこう読め!
久しぶりの書評です。正直言って頭の
中に?がいっぱいの難しい本でした。
藤巻健史の「金融情報」はこう読め!藤巻 健史光文社このアイテムの詳細を見る
私にとっては初めてのジャンルです。
<この本から私が得たこと>
○ポジショントークという存在
アナリストのコメントをそのまま鵜
呑みにしてはいけない。マーケットが
自分にとって有利に働くようにコメン
トしている。
○国の資金調達
国が何か事業をしようとすると、
国債を発行する。そうすると、国債
が市場に多く出回るので、国債の値段
が下がる。国債の値段が下がると、
利率が上がる
○マスコミは危機が好き
「アメリカの金融危機は回復して
いない」等、マスコミは危機を取り上
げるのは好きである。一方で、アメリカ
の金融機関は利益を回復しつつあるのに、
そのことは取り上げられない。
しがたって、アメリカの金融危機は
今後も続くかのように受け取られてしまう。
○先物取引
価格が下がるときは売りから入る。
反対に、価格が上がるときは、買いから
入る。
例えば100万円で利率6%との債権
があるとして、現在の価格が98万円と
する。
98万円→96万円と予想されるときは、
98万円で売りから入り、96万円で買い
戻すと2万円の儲け。
反対に98万円→100万円と予想さ
されときは、98万円で買いから入り、
100万円で売ると、2万円の儲け
今後もこのジャンルの本を読んでいこう
と思います。何度も読んでいくうちに、
理解が深まっていくものと思います。
不動産投資を行うにあたって、金融
市場に関する知識は必須だと思います。
金利の動きを予測するに当たっても、
金融市場を先読みできる必要があり
ますので。