クラリオン星人 4
M : ええ、人間と同じです。彼は地球で、家を持ち、普通に働いていますから。P : どうやって彼らを見分けることができるのですか?M : 見れば、分かるんです。 P : どういうことですか?M : スーパーマーケットで会ったときのことです。レジ係の女の子は何か普通と違うところがあるが、分かるかと彼に聞かれてね。最初は、何が違うのか分からなかったのですが、すぐにピンときて、「確かに、彼女は普通と違う!」と言いました。彼女は、まるで別の世界とつながっているような奇妙なイヤリングをしていたんです。 彼女を見た時は、それほど気になるところはなかったのですが、そう言われてじっくり見ると、見覚えがある顔だったんです。彼らの中には、地球で働き、暮らしている者たちもいます。P : なぜですか?M : なぜならば、彼らは少なからず私たちの進化の手伝うのが仕事だからです。彼らは、私たちを改良するために来ているのではありませんが、ただ影響力は持っています。P : 彼らは完全な宇宙人のDNAを持っているのですか、それとも人間と宇宙人の混血ですか?M : 純粋な宇宙人もいます。彼らはすでに大人になってから地球にやってきた者たちです。外見的には、30代もしくは40代といったところでしょう。地球に到着し、難なく人間生活における必要書類は手に入るようです。彼らを定義付けるのならば、DNA的にも完全な宇宙人だと言えるでしょう。また、地球で生まれた者たちもいます。彼らは宇宙人のDNAだけでなく、肉体的に人間のDNAも持ち合わせています。いわゆる"混血<ハイブリッド>"と呼ばれる者たちです。P : 政府も彼らの存在を知っていると思いますか?M : 政府の関係者全員が知っているとは思えません。限られたごく一部だけでしょう。P : 女性たちはムービースターのように美しいですね。M:彼女たちはゴージャスですよ。1つだけ、あなたに知らせていかないといけないことがありました。これらのポラロイド写真は、どれも現像プロセスなしに出来上がったものです。また彼らは原子の光を吸収するので、普通の写真よりも光量が落ち、暗くなります。最新の接触は、ジェノヴァ近くの海底基地でした。(カヴァロ氏が写真を示しながら)この写真には、聖書に登場する"ケルビム"が写っています。彼らも宇宙から来た生命体だったのです。P : すごい、信じられません!! 写真撮影に成功したんですね...M : たいしたことないですよ...この写真を見てください。暗いでしょ。もっと光が必要でなんですが...ここには宇宙船があり、いくつか人影らしきものも写ってします。背の高い影が、グレイです。少なくとも彼らは、そう呼んでいます。こちらは別のグレイですが、ハイブリッドですね。人間との混血種です。P : この写真はどこで撮ったのですか?M : 基地です。P : そこまでどのように連れて行かれたのですか?M : まず体が知らせを感じました...昨年のことです。P : 何が起きたのですか?M : 今となっては、お決まりのパターンですが、まずとてもナーバスになって、心が乱れ始めるんです。ものすごい不安に襲われて、直感だけで行動する状態になります。強迫観念に突き動かされるように、感じるまま、その場所へ向かうのです。そこに着くと、彼らの仲間がいます。宇宙人側の世界に属する者です。その者が、私を基地まで連れて行ってくれました。P : どうやって基地まで行ったのですか?M : 何の変哲もない普通のボートに乗って行きました。船着場を出発し、あるポイントまで来たら、海が急にぐるぐると渦を巻き始めました。もちろん、怖かったですよ。まるでハリケーンのようでしたから。それから海の中へとボートは降りていきました。海へ入っていく間、周りの海はまるでクリスタルの壁のようでしたね。海水は液体ではなく、固体に変化したようでした。海の壁が作るトンネルを抜けていくと、壁が開けたように明るい場所に到着しました。光の輪の中心にいるようでした。そしてそこには海底基地へ通じる光の廊下が続いていました。P : 彼らはどの種族でしたか?M : クラリオン星人でしたが、他の種族も一緒に働いていました。P : あなたが彼らにとって単なるツアー客ではないことは想像できます。つまり、これも彼らの計画の一部で、あなたに穏やかな方法で複雑なシナリオを世間に公表してほしいということなのでしょうか? この信じられないような現実を公にするのがあなたの役目だと思いますか?M : 推測の域は出ないのですが、おそらく一番はっきりしている事実は、彼らが私に何かを教えているということです。これはあくまでも私の考えですが、間違いないと思います。私は彼らに教育されているのです。だからこそ、私が見るもの、経験、そして他の人々にこの現実を受け入れてもらうための手がかりなど、そのすべてが仕組まれ、私をある方向に導いているように思えるのです。ところで、彼らはとても不思議な歩き方をします。滑るように歩くというか...とにかく普通じゃない。P : 普通の通りでもそのような奇妙な歩き方とするんですか?M : いや、通りでは普通の人間と同じように歩きます。彼らはとても親切で、話をしなくても、癒しのエネルギーを発しているんです。話す時に、少し金属音が混ざったような低い声になるときがあります。彼らの言語から私たちの言葉へ同時変換するインターフェースのようなものを通しているために、そうした現象がたまに起こるのでしょう。おそらく音声コードが低いために、彼らの声も低いのだと思います。彼らは大きな耳を持ち、奇妙な鋭い目をしています。とにかく人を見通すような鋭い目です。しかしながら、誰もが寛容な雰囲気や癒しのエネルギーだけを感じるわけではありません。中には、彼らのエネルギーがあまりにも強いため、なんとなく不安になる人もいるでしょう。P : 私は自身の2冊目の著書で、宇宙人の対処法について詳しく書きました。宇宙人を恐れてはいけないと。まず私たちは地球上には千差万別の種族がいることを受け入れなければなりません。あなたは非常に幸運な方だと思います。1981年にあなた自身に起きたことに対する理解をもっと深めたいと思います。そこで、あなたは単に接触しているだけなのですか、それとも私たちの未来に関する予言のようなものを託されたことはありますか? 人類への希望は?M : はい。私たちの意識レベルをさらに別の次元にまでレベルアップしなければなりません。人間の良心をさらに高みへと進化させることが、唯一の希望です。P : それにはあまり時間がないですが...M : 一刻の猶予も許されません。というのも私たちがすべきことは山のようにあるからです。ですから、ダイナミックな改革が必要なわけです。それも単なる意識改革以上の大胆な変化です。2つの異なる世界があるのですから、私たち社会のダイナミズムを変えるためには時間が必要です。このような意識を同化させるには、とても長い時間を要します。私の身に起きたすべての出来事もある計画の一部なのです。それはずっと昔にスタートした計画です。彼らが見せてくれた少女時代の母...。まだ私が生まれる前の母の姿だったので、最初は気づきませんでしたが、母だと分かった時、彼らは言ったのです。母も宇宙の指導者<ロード・オブ・ザ・スターズ>から教えを賜っていたのだと。その時、私ははっきりと理解できました。すべてが計画の一部なのだとね。この地球という惑星で暮らす私たちの多くは、無意識のうちにこの計画に組み込まれているのです。たとえ、そんなもの見たこともないと言い張る人もです。この世で目にしている現実は、操作された現実に過ぎませんが、私には魔法のような現実が見えます。"魔法"という言葉はネガティブな意味で使っているわけではありません。私たちが暮らすこの宇宙は、結果的に、魔法のような素晴らしい創造活動にあふれ、あらゆる次元が存在し、物理的な条件の下で、あるいはそんな条件がなくても同じ創造活動を営んでいる。この世の事象は幻想であり、単に私たちの考えを結晶化したものなのです。私たちは、これが現実なんだと頭に刷り込まれたものを見ているのに過ぎない。人類が、このもう一つの窓に気がつき、そこから新しい目で、私たちが真実だと思っていたことを見つめ直した時、正気を失うか、もしくはさらなる進化を遂げるでしょう。選択の余地はありません。P : 2つの世界をつなぐということですか...。...M 私 はその2つの世界を経験してきました。自分を特別優れた人間だとは思いませんが、誰も見たことのない真実を見てきたことは確かです。このような経験を通して、私はもっと謙虚になることを学びました。私の身に起こったこと、そしてこれからも起こるであろうことを考えるたびに、いつも自分を小さく感じます。そして自問するのです。「なぜ、私なのか?」とね。浅川嘉富