2009/07/13(月)03:21
@羅臼・マッコウクジラ回遊期(#^.^#)
久しぶりに、くじらネタで。
今日のネット報道でこんなのを見つけました。
知床、マッコウクジラ回遊期
北海道・知床世界自然遺産の羅臼町沖の根室海峡では、
オスのマッコウクジラの回遊時期を迎え、全国から訪れる観光客が
ホエール(鯨)ウオッチングを楽しんでいる。
11日には5頭が確認され、体長15メートル前後の巨体を
海面に現して潮を吹くと、船上の観光客約30人からは
「オーッ」と歓声が上がった。
知床半島周辺の海域は、クジラやイルカ、シャチなど鯨類の宝庫で、
オスのマッコウクジラは、7月から9月にかけて、
知床周辺に回遊してくる。
鯨ウオッチングは知床が世界自然遺産に登録された2005年から
本格的に始まった。
この日は国後島と羅臼町の中間地点で、マッコウクジラが次々に
姿を現し、2頭並んでダイナミックに泳ぐ姿も見ることが出来た。
いいな~~~~
2年前の8月に母、イタオヤ、私で知床に旅行に行った時
ウトロ、羅臼と回った。
羅臼でのクジラウォッチングは3人とも初めてで、
何頭もクジラが目の前を泳いでいるのを見たときの感動は
とても言い表せない。
私達も2頭がシンクロナイズスイミングのように一緒に泳いで、
順番に水面下にもぐっていくのを目撃している。
あれって本当にでき過ぎ!!
まるでくじらがパフォーマンスをしているようだった。
この夏知床に行かれる方々。
ウトロもいいけど、あそこは観光化し過ぎ。
できれば漁業の町、羅臼をご訪問下さい。
ウトロ町内では見ることのできないシカたちが、
羅臼にはうようよいます。
道路の脇を優雅に散歩してます。
夕方や朝早くから、住民達の家庭菜園や庭をノシノシと
歩き回って、住民にちょっと迷惑かけてます・・・・(たら~り汗)
余計な一言いや、二言。
知床を訪問して思ったこと。
北海道のように 「自然」 を売り物にしている観光地は、
下手に観光化し過ぎると、魅力が半減してしまう。
例えば土産物屋、観光客相手のフェリーボートの斡旋業、
納得の行かない値段の食事処。
あまりにもゴチャゴチャし過ぎて、とても自然を堪能できる
雰囲気ではない。
確かに地元の人たちは、観光業で収入を得ているところも
あるわけだが、あまりにもアピールが強すぎて、
私はゲンナリしてしまった。
世界遺産というキャッチフレーズがかなり強くて、
良い宣伝にはなるのだが、どうしても商業的アピールに疲れてしまう。
今年4月に、まだ寒い近くのアルプスをドライブした時、ふと思った。
澄み切った空気、まだ雪が残る厳かな山々。
静けさ。
立ち寄りたくてもそばにお店やバールもない。
トイレもない。
もちろん世界遺産でもない。
でもウトロのゴチャゴチャより、何倍もいいなと思った。
もう1度しつこく書く。
大自然が観光の売り物なら、
あたりに何にもなくていい。