［ロイター］　マレーシアでこのたび、不審な男に自室に侵入された少女（１７）が、携帯電話のメールを母親に送信して間一髪で助かるという事件があった。ニュー・ストレーツ・タイムズ紙が報じた。　

　少女は不審な物音を聞いて母親に急いでメールを打ち、送信し終わった時には、寝室に侵入した男が自分の首にナイフを突きつけていたという。

　同紙の取材に対し少女は「殺すと脅された時はとても怖くて悲鳴をあげてしまった。母の寝室のドアには外側からカギをかけたから誰も助けには来ないと男に言われた」と語った。

　その後、メッセージを受け取った母親の悲鳴を聞いて駆けつけた親類がドアを破って少女の部屋に入り、不審者を追い払ったという。

　マレーシアの携帯電話普及率は約８０％。１０代ユーザーの多くは、通話よりも安いメールを使いこなしている。

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