2000 NY 冬※ 今回の旅行はMiss SaingonのKimを演ずる女優Lea Salongaに会いたい一心で計画したものです。彼女に会えるのは3公演。私にとって貴重な体験になりました。1月1日 成田空港 17:00発 ほぼ満席で飛び立ったUA800便。気流の悪いところが多く、やけに機体が揺れる。おまけに機械の故障らしく3度目の食事(ヌードル)が出ないとのこと。いつもなら残念に思うところだが、それよりも何よりもこの揺れをなんとかしてほしい。ジェットコースターが大好きな私が、あまりの怖さに「いなかっぺ大将の大ちゃん」風の涙が出てしまった(笑)約30分遅れてJFKに到着。雪がすごい!空から見ると一面真っ白。滑走路をよーく見ると50cm以上積もっている。ひぇ~~よくぞ無事に着いたものだ。入国審査後スーツケースを受け取り、出口を出て右の「Free Bus」バス停を探す。歩道は雪が溶けて灰色のシャーベット。なんとかバス停までたどり着きしばらくすると「Subway」と書いてあるバスが到着。これに乗り15分で地下鉄へ。駅でメトロカードを購入し、ホームに行こうとして「ん??」なんと入り口のバーにスーツケースがはさまっている(笑)A Lineで59thまで行き1Lineに乗り換えて50th。駅を出るとすぐCatsの看板が見える。ここから47thのEdison Hotelまで歩く。ホテルでチェックインを済ませ、ベルボーイがスーツケースを部屋まで運んでくれたお礼に$1。このあと1階の公衆電話に行き、日本時間8:10に「もしもしコール」。食料調達のため近くのお店へ。スターバックスコーヒーと口に合わないパン購入。レ・ミッズを見ようとTKTSへ行くが、ストレートプレイしかなかったので観光案内所に向かう。・・あっ、閉まってる。劇場窓口で買うことにするか!と行くとOrch$85しかない。あきらめてホテル帰るが、悩んだ末「Blue Man」にTEL。今日の公演はもうないと言われ、またもやインペリアル劇場へ。高いチケットになったがOrch S列22番を購入。どの役者もとても素晴らしく子役がとりわけよい。(今回は寝なかったよ)バルジャン・エポニーヌ・ジャベールなかなかよい。(エポニーヌは亡くなる間際が強すぎる気がした)ファンテーヌもアンダースタディながらなかなか良い。彼女は出だし音程が上がりきらないところがあり心配しただけ。残念なのはコゼットとマリウス。コゼットは声量足りないしビブラートのかけすぎ。たぶんデュエットだからマリウスの声が大きすぎたせいもある。座席が後ろだったせいか前回見たときよりもオケの迫力が感じられなかった。 1月2日 NY 朝6:30起床。 TVをつけて「うそー??」またもや大雪。あちこちでスリップによる事故発生。この分だとウッドベリーコモンへは無理みたい。非常に気が重く8:30ごろようやくホテルを出て14thのドーナツ・パブへ。懐かしのベーグルwithクリームチーズ&サーモンを購入。「コーヒーはどう?」と聞かれ、「ホットミルクあります?」と言うと「ないわね。」・・・そうよねぇ。コートランドstまで行き、「Century21」へ。一旦ホテルへ戻り、ウッドベリーコモン(以下WBC)行きを決意。ポートオーソリティーのバスターミナルへ出直しWBC行き12:00発をGET。$34。10分ほど遅れて出発したバスで約1時間30分でWBCに到着。パンフをGETしてあちこち歩くが、ブランド物って普段買わないから余計に高く感じる。くたくたになって16:20発のバスで帰還。ホテルへ戻る途中、54&55stのChinese Restaurantで肉餃子とヌードル入りコンソメスープを購入。$9.40。ホテルで夕食。初めのうちはお腹がすいていておいしかったが、あまりの量にうんざり。ほとんど残してしまった。アメリカンサイズということをすっかり忘れていた。あわてて準備し、ミス・サイゴンへ。しかし、53rd Stはわかったけど、Broadway Ave.がわからずギリギリに到着。しかも2階2列目センターという好座席なので「Sorry」を連発しながらようやく着席。・・・と思ったら2つ前の老婦人の足を踏んでしまった。。ずいぶん怒ってる。「本当にごめんなさい。」と言ったけど、返事すらなかった。ごめんってば・・。LeaのKimは8年ぶり。出だしの部分がとっても若々しくて、今日が客見せ初日の娼婦という設定では本当にかわいらしい。純真無垢とでも言うのでしょうか?とても私と同い年ぐらいには見えない。たぶん今年で彼女は30だよ。舞台上で下着まで脱いだりする体当たりの演技なのだがスタイルいい・・。上半身はふっくらしてきたみたいだけど足なんてほっそーい。明日から目指せ未来のLea Salonga!(もう遅いってば・・)でもやせるぞーって本気で思った。舞台は、演出がロンドンとは違っているし、オリジナルとはずいぶん変更されている。Kim・・・もう最高!演技なのかもしれないが、中盤「迫力ある歌声」を聞きたいところがきれいな頭声的発声でした。何度も観てるだけで涙が出てくる演技。ブラボー!Chris・・・前半「この人の音程って微妙に♯してない?」(細川たかし風に)それと、「オケに合わす気はないのか!」Chrin, John , Engineerがテンポゆらしまくりで聴きづらかった。Ellen・・・ルーシー・ヘンシャル(スペルがわかんない)ってさすがだなぁ。あの声(迫力あって)素敵! 出番の少ない役の割に存在感がすごい。後半、これも演技かもしれないけど、高音が出しづらそうでした。ちょいハスキーボイス。ラストちょっと前のJohn,Chris,Ellenの3重唱+Kimが入っての4重唱は、鳥肌が立つくらいハモってて音程が少しも狂わなかった。ブラボー!!Engineer・・・8月にも彼を観たけど、いいですね。自分の役になってて素晴らしい!これがはまり役すぎて、次の役はどうなるのか。ちょっと心配もしてみました。Tui・・・休憩のときにPlaybillで確認してビックリ!Leaのボーイフレンドのマイケル・リーがやってるなんて。彼は素晴らしく良い声です。声量もあり、トゥイ役にピッタリ。Leaが彼を推したのかも。。?!終わったあと、余韻にひたりつつステージドアへ。うわ~~もうあんなに並んでる。はじめにエンジニア、レア、ルーシー登場。レアには2言話しただけ。もっと話したいのに頭が真っ白で・・・。でもサインちゃっかりもらっちゃいました。あまりの興奮状態で手袋落としたのをやっと見つけて、帰りにスターバックスに寄ったらコートにコーヒーこぼしちゃって大変でした。$1.68 ※ カーテンコールでのカメラフラッシュ多すぎ。たぶん日本人だと思うが、出演者もにらんでいた。 ジャンル別一覧
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