213242 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

まった~り行こうぜ!

まった~り行こうぜ!

会社を経営しよう!

子供の時から漠然と「将来は会社経営をしたい!」
そう思っていた。


今から15年前。
僕が中学のときはバブル経済がはじけた直後ぐらいだ。

まだまだバブリーなテレビ番組をやっていたなぁ。

「あ~社長っていいなぁ。すげなぁ」
「やっぱり社長しかねーよ」
と思ったりもした。


一方でこんな感想もあった。

「一生アルバイトで充分食べていけれる」
中学生の僕がそう思ってしまうくらい、
日本景気はよさそうに見えたのだ。

(今の子達はもっとシビアな目をもって社会に出てくるんだろうな。)

いずれにしても完全に世の中をなめていた。

世の中なめ過ぎていたのを思い知ったのが
起業し後だから、これまた始末が悪い。やっぱりアホだ。


起業したのは平成不況の真っ只中。
「あのバブリーな経済はどこいったの?・・・」
そう思ってもう遅い。

会社をスタートさせたのだからやるしかないのだ。


「俺たちは嵐の真っ只中にボロ舟で出航したんだから、
苦しくて当たり前だ!がんばろうぜ!」

創業当時はあわててこのセリフを用意し、周りを鼓舞していた。


「会社がもう少し大きくなれば楽になる!」
僕はそう信じて会社を大きくすることしか頭になかった。

しかし現実は違った。
会社が大きくなるほど精神的にも肉体的にも忙しくなる。
成長しているときほど、エネルギーを必要とし、
常に新しいスキルが要求され
すべての仕事のハードルも高くなる。

有能な人も増えていくから、自分自身も
ハイペースに成長しなくてはならない。

楽になるどころか忙しくなっていった。

そんなことも知らなかったのだ。

今では仕事を全て割り振って、僕自身の
体は楽になるような環境を作ってはいる。

しかし頭の中は当時と比べて
10倍20倍以上の情報処理を余儀なくされている。

「社長っていいなぁ、すごいなぁ」
と思っていたが、

実際は365日24時間仕事にエネルギーを注ぎ
性欲もなくなるし、物欲もなくなるし・・・
それが社長というものだと、気が付いた。
(早く会長職になりたいかも・・・)

会社も大きく成長させつづけ
たくさん遊んで、物欲ギラギラの社長さんは
本当に凄いと思う。

僕の会社はまだまだ小さいけど、
僕が目指すところに行くのには膨大莫大な
エネルギーが必要だと思う。

まだまだこれからが本番だ。





© Rakuten Group, Inc.