2004/04/11(日)03:04
レスポンスの良い人が得をする
昨晩は、久しぶりにパソコンでメールを打ちながら寝てしまった…。
起きて友人からのメールをみてみると、
「何を伝えようとしているのか、まったくわからない…」と返信があった。
それほどメチャメチャな文章だった。
日本で行っているトレーニングと内容に大きな違いはないものの、
「これはどうやって伝えるべきか?」
「単語くらいは辞書で調べてホワイトボードに書いた方がいいか?」
などなど、前の晩に考える事がたくさんある。
そのせいか寝不足の連続で、金曜日のトレーニング終了後、
会食をしてマッサージを受けて帰宅すると朦朧としてしまった。
こちらでトレーニングを始めて、もうすでに一ヶ月が過ぎた。
それで改めて実感した事は
「大変だけど、結構やりがいがあるな」ということ。
それは何でだろう?と考えてみると、
上海のスタッフの皆さんは、必ずレスポンスがあるからである。
わからないならわからないと言ってくれるし、
わかったら「明白了」と言ってくれる。
授業が終わっても
「ちょっと教えて下さい」
「こんな場合はどう考えますか?」
とやってくる。
こんな当たり前のことがじつはやりがいになっていることに気がついた。
反対に、日本での仕事の中で、このレスポンスの弱いことが多いということの
裏返しでもある。
業務報告などをメールにて送信しても何も返事が無い。
返事を求めていなくても、「確認しました」だけでもよい。
けれど、そうしたレスポンスがない人が結構いる。
なんだか「ガクッ」と来る。
当然、レスポンスのある人たちの方が明らかに得をする。
持っている情報量が圧倒的に違う。
だからレスポンスの弱い人との打合せや提案は要注意である。
僕は細心の注意で望むようにしている。
かつて百式の田口さんの講演で
「情報は発信するところに集まる」という話を聞いた。
本当に実感する。
そして、今回、
「返信する人にも情報が集まる」を加えたいと思った。
しかも、良質な情報が集まる。
考えてみれば、返信してくれる人には
つい色々と情報を送ってしまう。
きっと、送りがいがあるからだろう。
それに、
返信がある人とは仕事をする時に安心できる。
今、一緒に仕事をさせて頂いているMさんは、
「超レスポンスマシーン」と言われるほどで、
海外に行っていても仕事ができる理由がよくわかる。
同じ国内にいても、あるいは社内でもメールで報告したり、
メールしっ放し、受信しっ放し…の人もいるから、
仕事の能力の幅は恐ろしい。
上海に来てから、返信が十分でなかったことを大いに反省した一日でした。
全日本レスポンス検定も必要ですね(笑)。