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カテゴリ:教育・研修
町丸さんと沖縄料理の店で飲みました。 最近、かつてのメンバーが結婚退職をされて、その人からメールが届いたとのこと。 「~お世話になりました。 あの時のことはのことは絶対に忘れません!感謝!」という話しがありました。 その「あの時のこと」とは、遅刻のこと。 契約社員から正社員に昇格する試験日に、彼女は遅刻してしまいました。 頻繁でないにせよ、年に1-2回くらいの遅刻はあったらしいのですが、 よりによって、試験日に…(涙)。 せっかく数年間頑張って得たチャンスが無駄になってしまいました。 もちろん、町丸爆撃が落ちたのは言うまでもありません。 そして、リベンジするには「もう、遅刻をしないこと」という条件になるわけですが、 それで許す町丸さんではありません。 「当分の間は、毎日オレより早く来ること」という条件を言い渡しました。 その職場は9:30業務開始。 しかし、町丸さんはたいていは8:00頃出社します。 なぜか?と言えば、前日の業務報告に全て目を通して、準備するのには それくらいの時間が必要だったようです。 つまり、彼女は8:00より1分でもいいから前にこなければなりません。 町丸さんの出社時間が早いことは何となく知っていた彼女も、 まさか1時間30分も前に来て準備しているとは思わなかったようで、 初日は、8:00過ぎに出社。 しかし、オフィスにはすでに業務報告に目を走らせる町丸の姿が…(汗)。 「ええ!もう来てるんですかぁ:涙」 「まぁな」 「一体、何時に来てるんですか?」 「うーん、8:00くらいかなぁ」 「ええーっ!?」 そこで、翌日からは彼女は8:00少し前に来るようになります。 すると翌日は、町丸さんは、7:55に出社…。 今後は彼女が7:50に出社。 「ならば…」と、翌日は町丸さんが7:45に出社…、 という展開が続きます。 そして、ついに出社時間が7:30になった時、 町丸さんが言いました。 「OK、このくらいでいいだろう。よくやった」と。 もちろん、彼女はホッとしたことでしょう(笑)。 実は町丸さんは、彼女の自宅からの電車のダイヤを調べてました。 遠隔地から1時間30分もかけて来る彼女の自宅からでは、 7:30が限界だと知ってました。 こうした勤怠に関しての指導だけでも、 全部、OJTで展開してしまうのだから恐れ入ります。 OKをもらった彼女は 「遅刻する度に、目覚まし時計を買わされるのかと思っていました:汗」と言ったそうです。 そうです。 「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」を読んでいたので、 その登場人物である町丸さんの遅刻の指導のシーンを思い浮かべていたんですね(笑)。 本が出版されてからは、徐々に会社や職場で登場人物であることがバレて来たので、 「別の指導方法に切り替えたりしてるんですよぉー」とのこと。 ネタをばらした側としては、少しだけ申し訳ない気持ちになりました(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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