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レジャーサービス研究所(東京&上海)

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2008/12/17
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テーマ:中国&台湾(3299)
カテゴリ:事例

上海のある大型電気街(ビル)にて、ベンチマークを実施しました。
(年に数回実施している場所)
Sony、canon、SANYO、lenovo、ASUS、NIKON、acer、Olympus、、、など
多数の販売店がひしめくビルです。

同じ商品を売っている店舗が、100店以上もあるので、
ディスプレーや、内装展示はどこも似たようになってしまいます。

そうなると、残るは「店員の販売力差」です。
これがハッキリ見れるのがこの場所の良いところです。

約半日かけて調査した結果、、、

今回の第一位は、、、

SANYOの販売店でした!

SANYOの小姐@上海

上海においてのSANYOの知名度は、
日系他社に比べてお世辞にも特別に高いとは言えません。
その証拠に、ビル内に専門販売店は1店しかありませんでした。
(他社は複数店舗で量が違います)

他社と比較してとても小さな店舗で、
商品と、テーブル一つ、椅子3つをおいたら、居場所がない、、、
そんな店舗を20代の女性3人で切り盛りしています。

展示商品をのぞくと、
「いらっしゃいません。これは新しい商品で、、、」と笑顔で紹介してきます。
これはどの店も同じですが、
笑顔が、、、ナチュラル系で100点。

しかし、実は僕はSANYOのビデオカメラを持っているので、
それを見せると、
「おお!ありがとうございます」と来ました。

ここでありがとうございます、
と言えるのが凄いですね。
販売代理店なら、ハッキリ言って会社も違えば利益も関係ないし、
日本で買ったし、、、。
これで驚きに100点。

だけど、他社の商品もパラパラと展示してあるから、
「ここは色んなメーカーの商品を扱ってるんですね」とたずねると
「はい、だけど私たちはSANYOでーす!」と
3人が笑顔で応えます。

「なるほど、SANYOは中国では人気ですか?」と少し意地悪な質問をすると、
「はい、だけどもっと有名なメーカーもあります。
でも、SANYOの商品は凄くいいんです!」と元気はつらつ系。

「そうだね、だから僕も持ってます」と言うと、
大変失礼ながら、商品数が少ないからこれで諦めるだろうな、、、
と思っていると、
すぐに「お客さま、SDカードは何GBをお使いですか?」と聞いてきます。

あわててチェックしてみると、4GBでした。

それを確認すると、「4GBだと一日使うのは厳しいですよね」と言いつつ、
16GBのSDカードを取り出して、
「これは中国メーカーだから安いですよ。いかがですか?
これなら1日外出して撮影しても大丈夫です」と勧めてきます。

値段を確認すると、やはり安い。
値引きもあって、あっさり降参して買ってしまいました(笑)。

それで少しおしゃべりしていると、もう一人の女の子が何やら商品を持ってきます。
「一日外出して16GBを撮影するには、もう一つバッテリーがあると便利です」
ということで、今度はバッテリーを勧めてきます。

さらに、「持ち運びにはこのケースが便利です。
丈夫で傷がつきません」など。

他社に比べて圧倒的に売るものが少ない。
ハッキリ言って、デジカメ数種類とSDカード、バッテリー、USBメモリーくらい、、、。
そんな商品でも、スタッフ3人があくまでも笑顔で流れるような連携プレーで
販売してきます。

もちろん、必要ないものは買いませんが、
それでもその後は、「こういう場合、日本語では何と言えばいいですか?」と、
今度は、日本人客の対応をたずねてきます。
それをメモして、3人で繰り替えし練習しているのです。
(もちろんヘタだけど、きっとすぐにうまくなってしまうと思います)

入れ替わりが激しい販売店で、もう丸4年間、この店で働いている、、、
というのにも驚きました。

中国でこうした店舗を8年間調査してきたけど、
ここまで小さい店舗で、スキルと知識があって、
チームワークがあって、マインドも高い店舗は初めてでした。

中国の面白いところは、
「中国人のサービスは、、、」と、始めから否定的メガネで視察すると、
ひどいサービスしか見えなくなるけど、
「これだけ人口が多いから、きっと凄い人がいるんだろうな」というメガネで見れば
毎日発見の連続がある、ということです。

今日も、大収穫でした!

、、、もちろん、彼女の電話番号は、しっかり聞きました(笑)。
別にスカウトとかではなく、
今度、ジックリとインタビューするためです。






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Last updated  2008/12/18 04:02:33 AM
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