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レジャーサービス研究所(東京&上海)

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2009/07/10
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テーマ:中国&台湾(3299)
カテゴリ:格言


終電間際の電車の中で、バッタリ中国人経営者のJ氏に会いました。
以前、日中ビジネスセミナーで知り合った方。

日本と中国で複数の企業を経営するお金持ちだけど、
こうして、相変わらず電車通勤には驚きです。

そう伝えると、
「中国人にも色んなタイプがいるんですよ。
私は、バブリー馬鹿にはなりたくないんですよ。
以前、LAにいた時には、車がないと不便だったけど、
東京は、車は要らないで生活も仕事もできるんだから、
本当に贅沢な都市です」と、
相変わらず謙虚なお方。

改めて、日本と中国の双方のビジネスでの注意点を尋ねると、
(15年のキャリアですから)
「とかく、日系企業に対しての注意点の指摘ばかりが目に付くけど、
私は中国企業に対しても注意の指導をしています。

(中略)

日系企業や日本人が中国で仕事をする際には
中国人の<メンツ>のことを教わると思います。
最初は戸惑うでしょう?
豊かになってきて、少し和らぎつつあるけど、やはり大事です。
反面、人によってはメンツという言葉を乱用するのも困ったものです。
言い訳に困るとメンツを口にして逃げちゃう。

それで、今度は、日系企業と付き合う中国企業にも指導が必要で、
中国人が面子を大事にするなら、それと同じで、
日本人はプライドを大事にする。
だから、プライドを傷つけるな、と指導します」

「プライド、、、ですか?」と、少しキョトン!としていると、

「そうですよ。
私は両方の仲介をビジネスにしてるから、
本当によくわかります。
それは、例えば中国の工場が日本の企業と技術提携をしたとします。
日本人が教える技術やノウハウに敬意を払っていると、
とことん惜しみなく教えてくれました。
ハッキリ言って、予算以上のものを置いていってくれるのです。

ところが、ノウハウや技術を軽く見て敬意を払わない相手だとわかると、
本当に金額分しか教えないのです。
もう、その時点でスッキリ割り切って付き合って、
仕事が終わるとさっさと帰ってしまう(笑)。
私は、そういう現場をたくさんみてきました。

そういう指導者は、ひとつの仕事を長く続けるから、
20-30年かけて習得した技術やノウハウには
圧倒的な自信があるんでしょうね。
人生が詰まっている分、プライドも大きなと思いました。
それは、中国人と違う人生観だからわかりづらかったです。

それで、中国人にとって難しいのが、
敬意を払っている振りをしても、
その微妙な態度を日本人はしっかり嗅ぎ取ります。
それが凄く敏感なので、驚いたわけです。

日本人はおもしろいな、と思いました。
その人をおだててもダメなんですね。
アフター5でいくら飲み交わしても。
結局、その人の技術やノウハウに敬意を払っていれば、
こちらも変に気を使わなくてもいいんです。
私自身がそれに気づくまで、5年くらいかかりましたから。

工場ばかりでなく、農業でも、ゼネコンでもそうなので、
これはやはりプライドだな、と気がついたわけです」

「なるほど!」と思いました。

うまい言葉が見つからなかったけど、
それは本当に当たっているな、と。
仲介業も、色んな苦労があったんですね。

「それからは、仲介する前に、
中国サイドのメンバーに対してセミナーをするようにしています。
でも、そんなにすぐに直るものではないから、
すぐに見破られてしまうんですけどね(笑)。
いやー、難しいですよ」
とあくまでも豪快に明るいおじさん。

でも、これからは両者で学ぶのが大事でしょうね。
中国国内の競争が激しくなれば、
そうした技術やノウハウが貴重になる。

それをしっかり習得できるか?どうか?で
企業の差がつくのかもしれません。

次回の中国企業のセミナーで
さっそく話してみましょう!





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Last updated  2009/07/11 02:03:40 PM
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