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カテゴリ:インバウンド対策
インバウンドに関わる企業を経営するC社長にお会いしました。 日本への留学経験もあり、日本語も堪能で、 毎月2回、上海と東京を行き来している超多忙のお方です。 先日も、日本のテレビ番組に出ていました。 (中国人の不動産購入ツアーの主催者として) そんなCさんたちに日系企業とのやり取りのストレスを聞いてみると、 それは広告でした。 日本側が広告の内容をジャッジすることが多く、 中国側で企画し提案しても、まだまだ通らないことが多いのが現状のようで、 ↓これも結局はいつも通りのイメージ広告をそのまま中国の媒体に掲載していた事例。 Cさんいわく、 「微笑を宣言」して、それが中国人観光客のどんなメリットになるのか? 微笑はわざわざ宣言するほどのものなのか?と。 (旧JAL時代のこと) または、微笑は頑張るから高い料金でも我慢してね、ということなのか? いずれにしろ情報誌に載せるのは間違いなので、 全く別の提案をしていたが、見送られることに。 そして、この広告の驚くべきは、「問い合わせ先」が記載されていないこと。 つまり、完全なイメージ広告。 Cさんは、JALの現状(経営がヤバイということ)を熟知していたので、 こんなイメージ広告を出している場合じゃない、 集客、販売の広告にしましょう、と提案したが不採用。 結局、倒産後には、Cさんたちの提案が受け入れられるようになり、 ↓販売するための広告に変身! 効果は比較にならないと言ってました(笑)。 だって、以前は問い合わせ先、申し込み先もないし、 商品すら掲載していないので(汗)。 俗に言う、イメージ広告と販促広告の違いなのでしょうが、 TVなどで散々イメージ広告を展開して、雑誌などの媒体でもイメージが必要だと 考えるのは、広告マンなのでしょうか? 売れなけりゃ、、、商売にならないはずで、 イメージ広告をしたら、その分を回収する販促広告もしっかりやらなければならないのに、 結局、最後までこんな状況だったんだなぁと、ため息が出ました。 でも、こういうのは、JALだけではありませんでした。 都道府県の観光課の広告やイベント、ポスターも、、、(涙)。 (全部じゃないけど) まだまだインバウンドの若葉マークですね。 ガンガン勉強していきましょう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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