レジャーサービス研究所(東京&上海)

2011/02/01(火)15:29

外国人を驚かす駅弁とその課題

インバウンド対策(306)

大阪へ向かう新幹線の中。 お隣と周辺には、カナダ人のグループ。 ちなみに、私の隣はカナダ人の若い女性でした。 東京駅で買ったビールと崎陽軒のシューマイを広げると 興味津々。 包装をめくると… 「ワーオゥ!」と歓声があがります(笑)。 日本語は読めなくても箱に歴史が書いてあるのがわかるらしい。 「素晴らしい!」と仲間に声をかけてます。 そして、皆、覗きに来ます。 すると私はなぜか?少々緊張してきました。 いよいよ蓋を開けるのに、カナダ人たちがじっと見守っているからです(汗)。 そして開けると… 「ワーオゥ!」とまたまた大げさな感嘆とシャッター音が響きます。 「これはなんだ?」 「醤油と醤油入れだ」 「オシボリもついてる」 「辛子もあるぞ」 「食べ方、料理法まで書いてあるぞ」 「なんてこった」 「素晴らしい!」 ということで、彼女たちが納得いくまで写真を撮らせてあげました(笑)。 「日本の駅弁は本当にクレイジーだ!」らしく、 なぜここまで細かい配慮を思いつくのか?不思議みたいで、 その後、そういう議論を真剣にしていました。 ただ、改めて外人目線でみると、この小さな箱の中に いろんなサービスがギュッと詰まっているんだなぁと実感することができました。 近年、日本の「OBENTO」が注目されているようで、 その流れで「EKIBEN」にもファンが増えているとか。 …ということで、 カナダ人たちがジーット見入る視線に勝てず、分けてあげてしまったため、 自分で食べたのは3個でした(涙)。 === 今後の外国人対応の視点で考えれば、 食べ方の英語の説明を別紙でも配るくらいは必要になるでしょうね。 何しろ、食べ方がわからないので。

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