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レジャーサービス研究所(東京&上海)

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2013/04/28
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カテゴリ:ディズニーランド


TDL30周年に、あのスターツアーズがリニューアルオープンします。
1989年に東京にお目見えして以来25年ぶりにバージョンアップされる、
ということで注目を集めています。

TDLにスターツアーズができてからというもの、
日本全国に類似アトラクションが造られました。

そんな中、私自身も運営コンサルタントになって、
数々のアトラクションの企画・制作プロジェクトに参加するようになりました。

そうして、企画・制作側に回ってみると、
ディズニーのスターツアーズがいかに凄いのか?を痛感するようになりました。

実務をしてみてわかったことは、
スターツアーの企画、制作の考え方や発想そのものが日本の他の施設とは違う、、、
ということを思い知りました。

例えば、スターツアーズのような通称「フライトシミュレーター」型アトラクションは、
モーションベースと言われる「油圧制御の足」があります。

これを使って映像と連動したリアルな動き再現するわけです。

当時すでに、本物の航空機のトレーニング用に使われてました。
この技術の多くは、日系企業のものでした。
航空機シミュレーターの場合は、「6軸」つまり「6本の足」を使います。
こうすることで、限りなく本物の動きを再現できます。

反面、デメリットはコストが高い。
さらにメンテナンスが難しく、そのコストも高い。

しかしながら「より本物感を」というメーカーの方々の提案で、
日本の多くのテーマパークがこの6軸を採用しました。

一方、スターツアーズは3軸です。
だから、アトラクションの企画書には
「あのディズニーを上回る、、、」などのコピーが書いてありました(笑)。

結果はどうなったか?
スターツアーズが残って、その他のアトラクションのほとんどは不採算のため、
後に消えて行きました。

原因はいくつかあります。
日本の技術の結晶と言われた6軸のシミュレーターも、
結局は、映像ソフトが面白くなければ楽しくないのです。

大抵の場合、アトラクションの制作の多くをこうしたハードに予算を使ってしまい、
映像や演出ソフトは安価で、、、が多かったです。
(ハード優先、ソフト軽視)

また、どんなに「本物と同等の動きが可能」と技術力を保持しても、
ここはテーマパークです。
一般人は、本物の航空機の動きには耐えられません。
だから、実はそれほどリアルな動きは必要ないのです。

身長105cm以上の小学生も乗れるように、
だけど大人も楽しめる、
適度にスリルもあるけど、ゲストが具合悪くならない、、、
ギリギリのセッティングを見つけ出しているわけです。
この「さじ加減」こそが、ディズニーの凄さです。

だから、6軸は不要で3軸で十分だし、
その分、映像や演出ソフトに予算をかける。
問題は、あくまでも映像と動きのセッティングだと。

今でもスターツアーズより動きの激しいリアルなアトラクションは他施設にも存在します。
が、それでゲスト楽しいのか?と言われれば、疑問が残ります。

どんなに高度な技術を持っていても、
お客の役に立つように使わなければ意味がないということですね。

レジャーサービス研究所のホームページ









Last updated  2013/04/28 07:01:23 PM
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