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レジャーサービス研究所(東京&上海)

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2013/05/13
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カテゴリ:ディズニーランド


先ほどあるテレビ番組で、
「日本のサービス業の生産性が低い」という話しが取り上げられてました。
コメンテーターの中には、サービス業が日本のGDPの足を引っ張っている、、、
という人もいました。

最近そういう話が広がっているせいか、
私たちの所にも「生産性の向上」を目的とした研修やセミナーの依頼が増えています。
なので研修やセミナーでは生産性の考え方に関して注意して話します。

こういう統計数値を元にコメントすると、何となくもっともらしく聞こえますが、
常に別の見方もあるかも?と考えなければならないと思っています。

諸外国に比べて生産性が低い、、、ということですが、
特に小売、飲食、流通などの分野で生産性を上げるのは理論的には簡単で、
「儲かる時間帯だけ商売すればよい」となります。

欧州などに旅行した人ならわかるでしょうが、
あちらには観光地でも昼時に営業したら夜まで店が閉まっている、、、
というのは珍しくありません。
(それらの国では、サービス業が日本よりも生産性が高い、という評価でした)

つまり、小売店も飲食店も「儲かる時間帯だけしっかり働いて、後は休もう」というものです。
なので、当然労働生産性は高い。
(見た目の数字では)

しかし、観光客や周辺で暮らす住人は日本に比べれば「不便」です。

だから、日本に訪れる外国人観光客が日本滞在中に驚くのは、
朝から夜遅くまで、街の至る所でお店が営業していて便利だ、ということです。
チェーンストアでも、採算ギリギリのような店舗でも、
その地域に必要だから、という理由で営業を続けている店舗というのは意外に多いのです。

日本の多くのサービス業の基本的な考え方は、
適正な価格で「便利さ」を提供することにあります。

その便利さをどこまで提供できるか?
人件費と売上を睨みながら、ギリギリの努力をしているのが実態でしょう。

だから「生産効率」だけを見てしまえば、諸外国に負けるかもしれないが、
そこに住人(働く人たちや観光客も)の便利さという指数が無視されているから、
単なる生産性だけを話題にするのは日本には合わないな、と考えます。

もし、日本のサービス業の事業者が欧州並みに割りきって
徹底して「儲かる時間帯だけ」「儲かる地域だけ」の商売に切り替えたとしたら、
今よりも生産性はあがるかもしれないが、
その周辺の暮らしや企業活動に影響し、生活効率や企業の生産性が落ちてしまいます。

日本が比較的暮らしやすく便利なのは、行政の力ではなくて、
そのほとんどが民間のサービス業によって提供されています。

オフィスの近くにコンビニがある。
夜でも受け取れるクリーニング店がある。
宅配便は、曜日に加えて時間指定までできる。
朝7:00には近所のカフェで朝食ができる。
などなど、地域社会を効率化しています。
時間通りに電車が来る、、、などなど。

このようにサービス業の生産性の(ある意味での)ロスは、
他業種の企業やそこで働く人々の暮らしやしさや働きやすさに
プラスとして貢献しているのです。

…と、こういう見方もあると思っています。

これもディズニーランドから学んだことです。
パークの中はそうした思想で設計され、運営されているのに驚きました。

レジャーサービス研究所のホームページ









Last updated  2013/05/13 04:56:33 PM
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