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カテゴリ:ディズニーランド
知り合いの台湾人女性の留学生(大学院生)が 「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」がなぜ売れたのか? を調べたてまとめたので、その内容を教えてくれました。
いよいよ帰国するとのことで、その前に直接会って話したいと訪ねて来てくれました。 元々は小さいころテレビで観た東京ディズニーランドに興味があって、 それがきっかけで「いつかTDLに行きたい」という動機で日本語を勉強したお方です。 日本に留学(大学&大学院)に来てからと言うもの 片っ端からディズニーランド関連の本を読みまくって、 さらにパークにも50回以上足を運んで、 その上で各種本の内容と現場の実態を色々と比較したとのこと。 彼女の興味は、運営や接客サービスとそれに関する教育で それを徹底的に勉強するために日本に来たという。 実際にチラッと見せて頂いたその調査分析レポートは ザッと100Pを超えるレポートで驚きました。 以下、彼女の分析の概要としては… === 「主人公の香取さんが多くの上司や仲間に教わって育ったこと」で、 香取さん自身やTDLのノウハウを公開している本ではない。 そのことが他の本との大きな違いです。 他のディズニーランド本はそれぞれの著者がやったとやこだわり、 自身の手法などが軸になっているので、 極端な言い方をすれば著者の「自慢話」とも受け取れてしまいます。 その点、この本は 「こういう素晴らしい上司や仲間がいたんですよ」という内容ばかりで ある意味で「他人の自慢」と言えます。 この点が決定的に違うと思います。 こうして本に取り上げられた人々は光栄だろうし、ますます頑張るはずで、 素晴らしい「恩返し」です。 いま風に言えば「“恩”の倍返<し!」。 以前の職場の人にお礼を言う人なんて、 今のご時勢、本当に少ないのではないでしょうか? だから著者の香取さんを特別「凄い人だ」とは思わないけど、 「なるほど!」とたくさんの共感が生まれました。 そして最も重要なことは、 この本は「お世話になった人々へのお礼が大事」 というのが隠されたメッセージではないだろうか? これを発見したことが最大の収穫でした。 たいていのビジネス書は「自分自身のノウハウを売り込もう」とする意図が 丸見えだけど、この本は上司自慢」「先輩自慢」「同僚自慢」で、 ある意味で対局にあると思います。。 同じディズニーランド本でも強引に「感動」をさせようとしているものや、 まるで「私がノウハウを作り上げたんです」とも取れる傲慢なものまであります。 台湾人の私も人の自慢話はやっぱり聞きたくないし読みたくないです。 だからディズニーランドで教わったの人への「お礼本」というのは、 読者も気持よく学ぶことができるのだと思います。 === 私としては、こんなことを外国人から教わると思ってなかったわけで、 こちらこそその姿勢に感動しました。 帰国後は、ホテルマンになるらしいが(日本でもホテル勤務)、 きっと素晴らしいトレーナーになるでしょうね。 ちなみに、日本人客も徹底的に満足できるホテルを目指すらしい(そのための来日)。 やっぱり外国人観光客のサービスでは台湾人は圧倒的に努力している と痛感する出来事だった。 頑張れニッポン! (かけ声はもういいから行動で!:笑) ★レジャーサービス研究所のホームページ★
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Last updated
2013/10/25 04:49:51 PM
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