2014/05/28(水)13:55
中国人観光客はこうして衝動買いをする「キャリーケース編」
来日した中国人観光客の旅行カバンを見ると
大きく2つのパターンがあります。
1つは、大きなキャリーケースでやってきます。
中を開けると荷物はスカスカ。
日本で大量にお土産を買うから、そのスペースが空けてあるわけです。
もう1つは機内持ち込み可能な小さなケースで訪日します。
そして、日本で思う存分買い物をして、
それらを持ち帰るために大きめのキャリーケースを買います。
大連から来た(写真の)彼女の(孔さん)場合、
案の定ディズニーでした。
(彼女の友人も同じ物を買いました:笑)
そして、帰国時には小さい方は機内に持ち込み、
日本で買ったディズニーのケースは預けるわけです。
これが中国人観光客の特徴です。
購買意欲が旅行カバンにも現れています。
(ちなみにこの2つ以外の場合は、仕事の出張客がほとんどです)
なので、アテンド中も百貨店に立ち寄ると
こうした旅行カバンのコーナーに必ず連れて行きます。
大きなケースがあれば、その分だけ購買意欲が高くなります。
ちなみに、数十万円の高級ブランドを除けば、
数万円程度で買えるケースなら、
日本製は本当に丈夫で機能的で使いやすいと評判です。
そして、人によってはあまりにも素晴らしい小型のケースを見つけると
持参した小さいケースを日本で捨てて
代わりに新しいケースを購入して帰国するほどです。
それだけ豪快に買い物をする彼女たちも
空港で荷物を預ける際には、
「重量オーバーで追加料金にならないか」仲間同士確認しあって、
重たいお土産を仲間で分散してケースに収める、、、
など工夫してます。
(こうしたシビアな面があります)
ちなみに、孔さんたちは、ディズニーのケースを買った後に
東急ハンズでトラベルグッズを見て
「日本のトラベルグッズは本当に素晴らしい!」と感激して、
ポーチや化粧ケース、折畳みハンガー、携帯アイロン、、、
など、日本式トラベルグッズをまさにフル装備分買いました。
(結局、ケースとほぼ同額分のグッズを購入)
これらは、おしゃれ大好きギャルの孔さんたちが
事前に持参した「買い物リスト」にはない商品です。
「観光客はこうして衝動買いをする」
その流れがわかる事例の典型でした。
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