引直計算の具体例
昨日から引き続き、利息制限法による引直計算をしているので、その具体例をあげて見ましょう。 債権者はプロミス 取引開始は、平成7年10月31日からです。 プロミスから来た取引一覧表によると貸付合計 981,000円入金合計 2,175,000円残高が 348,135円 このままですと、約98万円借りて、217万円返して、まだ 35万円+利息を返さなければならないわけです。 これを利息制限法の年18%の利率で計算しなおすと残高 0円過払い金 858,458円 遅延利息を5%で計算すると遅延利息は 88,914円 になりました。 過払い金返還請求として、947,372円できるわけです。 細かく見ていくと、平成15年頃、返済は終わり、その後はただ積み立てているだけという結果です。 平成15年までの利息は361,707円。 実際に最初から98万借りていたわけではなく、借りたり返したりを繰り返し、引直計算上の残額合計の最高は約45万円でした。 つまり、利息制限法に引きなおしても、最高45万円の範囲で8年借りると、利息は36万円ついたということです。 この結果を見ただけで、消費者金融から借金をするというのがいかに馬鹿馬鹿しいか分かると思います。 更に、現在のキャッシングは利息制限法以内のものがほとんどですが、それでも、高額な利息がつくことは確かです。 「ご利用は計画的に」 計画的な人は借りないと思いますが・・・・ 関根司法書士事務所のHP http://www.lsoys.com/