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テーマ:猫のいる生活(138791)
カテゴリ:猫
外国で動物を飼うと、いずれは日本へ連れて帰る時のことを考えなければなりません。
国によって規定は違うのですが、日本は動物の輸入に関して特に厳しい国で、 猫だと、 1. マイクロチップを装着する。 2. 狂犬病の予防接種を30日以上開けて2回接種。 3. 農林水産省が指定する研究所に血清を送って、狂犬病の抗体値を確認。 4. 血液検査後、半年(180日間)待機してからでないと日本へ連れてかえれない。(180日未満の場合は、日本の空港の施設で係留となる) 5. 出発日の一週間以内に獣医に健康証明書を記入してもらい、輸出国の政府機関へ行って、裏書き(エンドースメント)をもらう。 となってます 簡単なように思えて、外国のお医者さんで言葉の壁があると、 書類を集めたり手順を説明するのが結構大変だったり でもまあそういう事で、 ポンタを血液検査の為に病院へつれていきました 4キロのポンタをキャリーバッグにいれて歩く事10分。 妊婦になって体重が今までになく増加している私にとってこの4キロは重かった~!! キャリーケースの中に入るとおとなしいポンタは、 病院の待合い室で周りに犬がいても寝るくらいの度胸の持ち主なのに いざ診察台の上に載せた途端、豹変しよった 虎みたいに吠えるわ暴れるわ3人のアシスタントに押さえ込まれる中、 先生が首もとから血を抜こうとしたその瞬間 『わぉおおぉおぉおぉぉぉおぉ~~~~~』 『ぎゃ!!!』 『ひゅーひゅー(呼吸の音)』 しかもポンタさん、興奮してその場でおしっこもらしちゃった じょ~~ってとめどなくおしっこが流れて、 血は一滴程採れただけ・・・。 首を上に持ち上げて、首もとから血を採るんですよ~ 怖くて見てられなかったです 3回トライした後、先生も諦めて 麻酔を打って落ち着かせることにしました。 ところが・・・ この麻酔、最低限の量ではきかず・・・。 ポンタはひたすら暴れまくり、麻酔の量を追加。 そしたら今度は血圧が一気にさがって、一時は危篤状態に・・・ モルヒネ系のお薬を打って、昇圧剤を打って てんてこ舞になり、私もそのまま病院で3時間待ち。 なんとか峠をこえ、一日入院し今連れて帰ってきたところです。 ポンタが死んでしまうのではないかと、気が気じゃなくて こっちの心臓がとまりそうになりました・・・ ただの血液検査がまさかこんな事態になるとは誰も予想していなくて、 小動物は何が起こるか分からないので、本当に油断はできないです~ かかった費用は 血液検査(送料、研究所に支払う抗体値の検査代込み)で1,380香港ドル。 麻酔代が310香港ドル。 緊急手当でかかった費用が(点滴・薬品)で460香港ドル。 酸素吸入代が80ドル。 お金に命はかえられませんが、その他もろもろで計2,480香港ドルかかりましたぁ 日本円にして3万5千円。 おとなしくしてれば苦しむこともなく 費用もそんなにかからなかったのよ、ポンタさん・・・(;_ _;) 今から生まれてくる子供も病院へいくたびに 泣いて暴れて手がかかるのかしらとちょっと不安になりました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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