カテゴリ:旅日記
…ん?自分のことか?
なんてことかどうかは分かりませんが、行ってきました「ナマハゲ伝導士」の試験。 試験は先週末の27日(土)だったわけですが、0泊3日で行ってきました。車中泊。 ナマハゲと言えば秋田ですね。 ですが、秋田県全域でやってるわけじゃないみたいです。 日本海にせり出したような形の男鹿半島に伝わる行事です。 前日の26日は用事があって、出発はどうしても夜9時を過ぎてしまうので、 本当は電車とか夜行バスで行きたかったところなんですが、 自分の車で行きましたよ。 11月も下旬なので、ひょっとしたら雪が降るかも、 なんて心配してましたが、なんとか雨だけですみました。ふぅ。 でも、26日の夜から27日にかけて、結構風が強くて、 ちょっと命の危険を感じたりしたのは秘密です。 さて、そんなこんなで、26日の夜9時半過ぎ。 期限は午前9時半と、あと12時間しかありません。 仕方ない。有料道路は使わない主義でしたが、 背に腹は変えられず、高速を使って行く事にしました。 もう、一番簡単なルートで、 東名 ~ 首都高 ~ 東北道 ~ 秋田自動車道 ってなもんです。 で、もうすぐ沼津インターってときに大事件。 「財布忘れた。」 なんてことですか!急いでるのに! まあ、仕方ないです。速攻で家に帰り、再び沼津インターへ。 (実は受験票まで忘れていたのは愛嬌ってことで) この時点で10時半くらいでした。 ひさびさの高速走行。 実は私の車は時速100kmを超えると車体がなぜか不安定になるんです。 これまでの旅は一般道だったので、滅多に100kmを超えませんでしたが、 さすがに高速ではそうもいかず、内心びくびくしながら100kmで走ってました。 まあ、しばらく走っていると安定しましたが。 …と思ったんですが、それはもしかしたら疲れからくる幻だったのかも。 やたらと風が強かったので、ハンドルを握り締めながら1時間ちょっと。 東京インターを抜けて首都高へ。 なんと、私、首都高は初なのです。 ああ、首都高バトルとかに巻き込まれたらどうしよう、 なんてどうでもいい心配をしながら走っていると、 事故で、谷町~霞ヶ関まで渋滞の表示が。 うーん、知らない道だし、おとなしく渋滞するか。 と思った瞬間、ある作戦が頭に浮かびました。 確かC1は環状線だから、ぐるっとまわれば渋滞回避? と。ちなみにこの時の脳内イメージ→脳内首都高 そんな感じで、上野方面へ来てしまいました。 戻れるのか、池袋はまだか、もうだめか、降りてまたのるか、 などと内心かなり不安になりながら、ひたすら「池袋」の文字を追いました。 結局、20分くらい走ると、「東北道」の文字が見えて、 あー、間違ってなかった。よかったー。 と安心しました。変な汗かいた。 そんな初首都高を抜け、東北自動車道です。 川口インターのあたりで午前1時前くらい。 あとはもう気力との闘いです。 ここまで来ると、100kmという距離がいやに近く感じるようになってきます。 宇都宮まであと100km。 ああ、この前行ったなぁ。 福島まであと100km。 行ったことないんだよなぁ。 仙台まであと100km。 去年1ヶ月くらい住んでたような。(実は岩沼だけど) あー、眠い。仙台のあたりで午前4時。 次の日(もう当日だけど)の講義は起きてられるだろうか。 なんて考えていると、やっと「秋田」の文字が。 北上JCTを秋田自動車道に進み、あと少しだー、なんて思いましたが、 あと秋田市まで100km近くある。 しかも、雨で路面が濡れてて、風がびゅーびゅー吹いてる。 どうがんばっても時速80kmが限界だよ。 なんて走りながら、やっと昭和男鹿インターに着きました。 午前7時。 うっすら明るい空の下、会場である男鹿市民文化会館を目指します。 見ればまわりは秋田ナンバーだらけ。ずいぶん遠くまで来たもんだ。 途中、迷いそうになりながらも、わりとあっさり会場に到着。 時は7時半。 さて、2時間くらい寝れるか。 と、駐車場に停め、コートと毛布を掛けて眠りについたのでした…。 こんなに長くなるとは思わなかったんで、次回に続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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