トレード大好き!パイレーツ今月4件目
最近、ピッツバーグ界隈ではこういう話題が。「おい、知ってるかい?」「何をだい?」「デモリッション・マンのことだよ」「え、誰?」「壊し屋だよ」「ああ、パイレーツのGMか!」「そうそう」「1年前の開幕時のメンバー、誰も残ってないって?」「そうなんだよ」「分からないでもないけどなあ、弱っちいんだからみんな入れ替えたいっていう気持ち」「でもさ、パチンコ台じゃないんだから、入れ替えてすぐに儲かるとは」「いや、パイレーツは開放台だっていう意味」「何じゃ、そりゃあ」別なところでは、バス停って言われてる。一時止まって、すぐに動いてしまうから。パイレーツGMニール・ハンティントンの考えは、常勝チームづくり。潤沢な資金は、ない。なら、現有戦力を効率良く回す=他から将来有望な選手を集めてくる。それで底上げを図り、バランス良く選手ピラミッドを作る。その一端が、今月4件目のトレード成立。去年、今年と行ったドラフト。そしてFAとトレードで得た選手たち。彼らが専門家が見る通りの潜在能力を発揮すれば、トレード先のカブス、ジャイアンツ、マリナーズにレッドソックスのような負けないチームが出来る。答えは2011年には出る。