2009/11/25(水)11:15
道具が泣くぜ。。。
楽園トリップの準備をしながら、ついでに
釣り具がまとめてあるクローゼットを整理していると
バックの中からコイツがゴロっと出てきました。
PENN INTERNATIONALの12Tでした。。。おっ、ここに仕舞っていたのか最近出番がない上に仕舞った場所さえ忘れかけていました。。コイツは一時期、PENN INTERNATIONALにハマっていた時にチューンアップしまくったリールの一つです。
12は”LT ”ではなく”T ”がイイんですョね。
12Tのシングルスピードをわざわざ買って
後から2スピードへとコンバージョンをしていました。
ギヤの切り替えボタンはバネ仕掛けの
ボタンプッシュ方式に代わる前のオールドバージョン。
ボタンを押しながらハンドルをぐっと引くタイプです。
ドラグレバー部にはプラスチック部品を一切使用していません。。
コノの見た目がマニア心をくすぐっていました。。ウンチクが次々に出てきます
PENN INTERNATIONALって
初めから2スピードで売られている
”S ”シリーズよりも" T ”シリーズを買って
個人で2スピードへ改造したやつの方が実はドラグ性能が良いんですョ。
大きな理由はドラグ径の大きさ。その他諸々色々とあるんです元々12にSバージョン(2スピ-ド)は存在していないのでどの道、自分で2スピード仕様にコンバージョンするしかないのですが30や50などは” Sモデル ” &" Tモデル "の両方で出ているので今から買おうと思っている方は、少々面倒くさいのですが" Tモデル "を買って2スピードに改造するのを是非お勧めします。 しかし2009年現在の現行モデルではもう”S”も”T"も無くなっちゃって”V"シリーズのみになったんでしたけPENNもここまで変わるとReady To Useの同じ条件ならSHIMANOやDAIWAを使ったほうが全然良いのかも・・・新品で買っても手を加えないと使えないみたいなメリケンらしさが今のPENNには無くなっちゃいましたネ。オーナーも変わっちゃったし・・・今後、PENNのリールを”おNEW”でわざわざ買う人なんてあんまり居ないかもネ。。。 もし中古や新古品などでお値打ちなのを見つけたら是非”Tシリーズ” をゲットしてチューンを楽しんでくださいネ。。キッチリ完成させれば少々でかい大物やタフな扱い方をしてもちゃんと応えてくれますし、その使用感は何ものにも代えがたい独特の心地良さを体験できますから
さてさて、まだまだウンチク自慢です
コイツにはブループリント+をも入れてあるので80lbラインまで対応可能。
Min. of 20lbs. of drag available @ Strike。。
ドラグパワーを上げた事により ドラグ幅は少し制限されちゃいますが
ナイロンラインの使用はトップショット分の数十ヤードなのでこのリールはスペクトラ対応として考えてあります。 スペクトラって実はあんまり好きじゃないんですがコレを使うことで同時にラインキャパの問題も解決できますし、この12Tを60LBS用タックルとして使用可能になり、パワーにもまだまだ余裕が感じられる最高のパフォーマンスを発揮してくれるんです。。
リールの大きさ、自重面でも30サイズに比べて当然取り回しがし易く、比べものにならない位使いやすいです。
ベアリングもキャステング・ベアリングへ交換。
ライブベイト使用時はキャスティングうんぬんは殆ど気にしなくて良いのですが
この12TをJIG用として使う際はベアリングの違いが大きくモノを言いますね。。。それでハイギアー時を4:1から5:1仕様へ代えてあります。
スリーブも全て交換し、さらに手返しを良くするために
フレームをTIBURON-T12のトップレスへと交換。
リールベースも軽量化し、クランプも軽量のアルミ削りだしTIBURON社製。
ハンドルはPENN INTERNATIONALの
オリジナル50のオールドバージョン。 ノブが12T純正よりふた回り程大きいのでこれに代えるとクランキングが凄く楽なんです。ボタン部分とドラグレバー部分のパーツを拘ったのだから
そこから繋がるハンドルはやっぱりオリジナルのオールドバージョンで決まりでしょう。 これで見た目も使いやすさもバッチしです!!
Cal's SP 2-Speed‐Super 12T。 ホント何度も活躍してくれました。ちなみにCalとはPENN INTERNATIONALのチューンナップを専門にやってる会社ですなんですョ。
ウンチク、止まりませんよ~~
しかぁ~~し、
そんな手塩にかけた我が子のようなフィシングマシ~~ンが
今やクローゼットの片隅のリールバックの中から思わずゴロって顔を出す。。。ここだよ!~~って
オイオイ・・ これじゃ道具が泣いちゃうぜ旦那。。。。
チョット、いや、かなり反省しちゃいました。。。