機関投資家の空売りが出ましたが298円でNISAに入れた杉村倉庫が3倍になたので、昨日寄付きで利喰いしたら、その後1051円のストップ高買い気配のままで終わり、比例配分となりました。
https://www.nikkei.com/nkd/company/?scode=9307
たぶんJPモルガン証券はドデンの買戻し+買い増しで稼いでいると思われます。
空売りネットの情報
2017/10/05 JPモルガン証券 0.700% +0.020% 114,000株 +3,500
2017/10/04 JPモルガン証券 0.680% -0.050% 110,500株 -7,800
2017/09/28 JPモルガン証券 0.730% +0.040% 118,300株 +6,700
投資スタイルを徐々に変える努力をしています。短期投資を重視して、株価下落のリスクに晒す資金を最終的には5分の一程度に減らして、短期投資で年間キャピタル・ゲイン2倍を狙う投資スタイルに近づけるためです。
1億円投資したままにして5年で2倍にして1億円稼ぐより、2000万円投資していて、毎年2000万円稼いで5年間で1億円増やすという投資スタイルを目指します。
ただ長く投資するほど優待のランクが上がる優待銘柄は売れないので、変更には長くかかることを覚悟しています。
NISA口座に入れていたJXTDホールディングス、日産自動車などいくつかの銘柄を利喰いし、第1四半期の利益のなかに中国工場の移転補償金が入って、進捗率が高くなっているテイ・エス テックなどを売って、税金の重さに耐えつつキャッシュを増やしています。
買い増したのは11月だけに配当と優待のあるサムティと日本フイルコンの下げたところなどです。
いま一番気になっているのは新日本電工の第3四半期の決算発表後の動きです。やはり外資のカラ売り攻勢で低迷しています。
鉄を高級化する添加剤として使われる合金鉄のメーカーで、第2四半期の決算説明資料にあるように、合金鉄の価格や、南アフリカに権益を持つマンガン鉱山の価値もマンガンが2倍に値上がりして鉱山権益の価値も大きく上昇しているようです。この傾向はいまも続いているようです。
神戸製鋼もたぶん合金鉄の販売先だと思われますが、先週IRに質問したら合金鉄の70%程度は新日鉄住金向けだということなので、神戸製鋼の売り上げ減を新日鐵住金が取れば、合金鉄は安泰です。電炉も好調ですが、電炉も合金鉄は使用するとのことです。
合金鉄に関してはマレーシアで増産投資をしています。
リチュウムイオン電池の正極材は、日産向けなどでしたが、日産は中国製にシフトするようです。その為に、新日本電工は、正極材の製造工場をテスラ向けの製品を住友金属鉱山から受託して、2018年6月から生産します。したがってリチュウム電池正極材の利益は来期から大きく回復します。
いずれ空売りファンドも買い戻すことになると思って、下げたら買い増すようにしています。
第2四半期の決算説明資料には次のようなことが出ています。
http://www.nippondenko.co.jp/wp-content/themes/nippondenko/pdf/fb20170810.pdf
-上期-
・合金鉄関連、国際市況が好調
為替は110円台で推移
・合金鉄事業以外も堅調に推移
-下期-
・為替・鉱石価格等の影響を受け対上期減益見込み
・為替影響:±1円/ドル±1.5億円
南アフリカのマンガン鉱山
・2013年6月、南アフリカのマンガン鉱山(Kudumane鉱山)権益を取得し、採掘を開始。
・2013年8月以降本格的な船積みを中国向けに開始。
・2016年11月、Hotazel鉱区の採掘権取得。
・本年も当社で受入を実施。
・高炭素フェロマンガン価格
2016年7月⇒$741/t
2017年7月⇒$1,416/t(前年同月比約2倍)
・マンガン鉱石価格
2016年7月⇒$3.10/Mn%
2017年7月⇒$6.50/Mn%(前年同月比約2倍)