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昨日は、なかなか上がらない(=というより、動かない)ムロコーポレーションや、ジリジリ下げてしまうヨシコン、やっと上げだした駒井ハルテックを利喰いして、ほとんどを京阪神ビルディングにシフトしました。値上がり期待というより、預貯金代わりの安定的なインカムゲイン狙いです。
もちろん値上がりも期待できると考えています。 11月1日に年間17円の配当を増配して18円にすると発表しました。優待は3月にお米券(=440円)がもらえます。 投資株数と投資期間により貰えるお米券の枚数が増加します。 100株以上 1枚 1000株以上 5枚 5000株以上 10枚 2015年2月には長期保有優遇制度を発表しています。2年以上保有している株主には上記に加えてお米券を以下のようにプラスします。 100株以上 +1枚 計2枚 1000株以上 +2枚 計7枚 5000株以上 +5枚 計15枚 他の長く投資すると優待のランクが上がる優待株のように、持ち株数を長期間持っている必要は無く、100株以上で2年超保有していれば、今回の私のように持ち株数を1000株に増やして3月の優待権利日に保有するとお米券が7枚=3080円分貰えるので、京阪神ビルディングに決めました。 私の場合は5年くらい投資しているので100株当たりの配当優待利回りは2.38%になります。 預貯金の金利がゴマのように小さいこと。私のポートフォリオの賃貸不動産株や倉庫株の殆どが東京圏の不動産に集中しているので、大阪の賃貸不動産が85%以上の京阪神ビルディングを選びました。 キャピタル・ゲインを狙えると考えているのは保有する全ての不動産が賃貸物件なので、全ての含み益が有価証券報告書に開示されており、時価総額より巨額であることが分かること。 〇2017年3月期 賃貸不動産の時価1467.72億円。簿価886.47億円。含み益581.25億円。 12月27日の終値の株価で計算した時価総額は476.4億円です。 885円×自己株式を除いた発行株式総数53,828,422株=476.4億円 2018年3月期の第1四半期の決算短信から調べた数字です。第2四半期の決算短信が発表されていますが、ほとんど変わっていないので、第1四半期、つまり2017年6月末のバランス・シートで計算した数字です。 京阪神ビルディングは5年前のバランス・シートと比較すると5年間の利益で投資有価証券という現金性資産を増加させていることが分かります。 全ての負債は619.41億円しかなく、賃貸不動産の簿価886.47億円。含み益581.25億円であり、賃貸不動産の現在の価値から全ての負債を控除した金額は847.84億円となります。 1467.25億円―619.41億円=847.84億円 日本の第2位の大都市である大阪中心にデータセンタービル、ウィンズビル(中央競馬会の馬券売り場)、オフィスビルを展開しています。 京阪神ビルディングの賃貸ビルのポートフォリオはバランスが良く、これから世界中でIoT(モノのインターネット)が活用されるようになって、ネット需要が伸びていくときに、必要不可欠なインターネットインフラの基盤となるデータセンタービルを賃貸ビルポートフォリオのトップの事業として位置付けている点に魅力があります。 平成29年3月期はデータセンタービル賃貸が41%、オフィスビル賃貸が25%、ウインズビル賃貸が25%弱、流通事業が8%弱の状況となっています。 2017年3月期末には賃貸物件を27棟所有しており、賃貸可能総面積は約7万6,000坪弱となっています。 部門別では流通事業の賃貸面積が34.0%で最大ですが、売上高に占める割合ではデータセンタービルが最大です。 京阪神ビルディングの業績は安定的であり、順調に利益を増やしている企業です。 京阪神ビルディングの純利益と一株利益の推移 2012年3月期 17.40億円(一株利益 38.7円) 2013年3月期 23.31億円(一株利益 51.8円) 2014年3月期 23.69億円(一株利益 46.1円) 2015年3月期 27.32億円(一株利益 50.6円) 2016年3月期 36.10億円(一株利益 66.9円) 2017年3月期 32.72億円(一株利益 60.7円) 2018年3月期(予想) 33.00億円(61.23円) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.12.29 07:14:52
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