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2018/10/16(火)20:04

THKは損だし買い戻して持ち続けています

​​ THKはバカみたいに投げ売りされていますが業績は悪いわけでないので損だし買い戻して、しぶとくホールドしています。​ https://www.nikkei.com/nkd/company/chart/?type=6month&scode=6481&ba=1&n_cid=DSMMAA13​  THKは直動案内部品「LMガイド」のパイオニアで世界一の企業です。  THKのLMガイドのシェアは世界においては約50%超、日本国内においては約70%のシェアを誇っています。  どのような製品に使われているかというと、工作機械、半導体製造装置や産業用ロボット等産業用機械の直線運動部分に不可欠な基幹部品として使用され、機械の高精度化・省エネ化・高速化を実現。国内外で2000以上の特許を持つ技術力と提案力で免震装置、サービスロボット、自動車部品、医療・福祉機器関連等の分野に事業領域を拡大して成長しています。そしてこれからも成長していける企業です。  LMガイドは世界のモノづくりを変えた画期的な製品です。 <事業・商品の特徴>  世界のものづくりを変えた「LMガイド」とは?  THKにより1972年に生み出されたLMガイドはモノづくりの世界の常識を覆す発明でした。  機械の運動は直線と回転またその組合せからなっています。約110年前、回転運動は回転ベアリングにより「すべり」から「ころがり」化されました。しかし直線運動の「ころがり」化は困難と言われていました。  THKは独自の技術で機械直線運動部の「ころがり」化を実現し、「LMガイド」として発売を開始しました。  LMガイドにより、機械を、<軽く>そして<正確に>動かすことが可能になりました。これは画期的なことでLMガイドはモノづくりを中心に用途が広がっています。  製品化され46年もたつのだからLMガイドの成長は終わったのかと思う方もいるかもしれません。  しかし、それはとんでもない認識不足です。  110年前に作られた回転ベアリングの市場規模はさすがに歴史が3倍近くあるために大きいですが、LMガイドの市場規模は回転ベアリングに比べまだ20分の1程度です。つまり成長する、市場が拡大する余地は十分にあるのです。  私たちの身の回りには直線運動が溢れており、アイデア次第でLMガイドの成長ポテンシャルは無限大だと感じます。 THKの主力事業領域を確認します。 <1>産業用機械分野  工作機械、産業用ロボット、半導体製造装置、フラットパネル・ディスプレイ製造装置等の機械の直線運動部分の基幹部品として製品が使用されており、世界のものづくりを支えています。  直動案内部品「LMガイド」は世界シェア50%超のトップシェアですが、他にも強い製品があります。「ボールねじ」は世界第2位のシェアをもっています。 <2>住宅分野(免震装置)  高層ビル、学校、病院、マンション等の大規模建築物から戸建住宅まで、「LMガイド」と「ボールねじ」を応用したTHK免震システムを提案しています。  また、建物内での床免震、コンピュータサーバや美術品等を守る部分免震装置も手掛けています。  THK免震ウェブサイトです。 ​​http://www.menshin.biz/​​  THKの免振装置は震度7の揺れを震度3に軽減することで、大地震の脅威から私たちの生命を守っています。  地震国である日本人は東日本大震災ばかりではなく、その後も熊本地震、鳥取地震など常に地震の恐怖にさらされています。世界には地震のない国もありますが、地震が多い国もあります。米国は地震国です。中国でも地震は起こります。  日本では建物の耐震化が一段と急がれていますが、「耐震」だけでは家具等が倒れる可能性もあり、100%安全とは言えません。  そこで注目されているのが地震の揺れそのものを軽減させる新技術「免震」です。THKは、LMガイドのころがりの技術を応用した「免震システム」を開発し、高層ビルから官公庁施設、学校、美術館、寺院、戸建住宅まで、さまざまな建物に使われています。  東日本大震災など多くの震災でも、THKの「免震システム」によって多くの建物が地震による被害から免れました。最近では建物自体に限らず、部分免震としてモノのインターネットを支えるサーバー等を守る製品も開発して売りまくっています。これはますます伸びていくと確信できます。 <3>輸送機器分野  THKの自動車のジョイント部品「リンクボール」は世界の主要自動車メーカーで採用されています。  2016年に世界的自動車部品メーカーTRW社のL&S(リンケージ アンド サスペンション)事業をグループに加え、L&S部門で世界上位の企業グループとなりました。  鉄道車両、航空機などにもTHKの製品が使用されています。 <4>サービスロボット分野  ヒューマノイドロボット等に代表される次世代ロボット市場をターゲットに、独自にロボットハンド、サービスロボット向けモータ制御ドライバコントローラ「SEED」などの開発を進めています。  THKはJAXAとともにロボットハンド共同開発、宇宙ステーションで実証実験を行っています。 ​http://www.thk.com/?q=jp/node/7005​​ ​  ロボットテクノロジーの進展は科学技術の世界で最大の関心事です。製造業はもちろん、医療・介護、災害支援など多くの分野でロボットの実用化が求められています。  機械の性能を担う機械要素部品は次世代ロボット開発の重要な突破口であり、THKではメカトロ技術を結集し開発を進めています。  上記のサイトの写真はJAXAと共同開発のロボットハンドです。ボールねじを応用した繊細で力強い動きを、超小型モータドライバコントローラ「SEED」で制御します。  宇宙での船外活動を自動化するため、国際宇宙ステーションで世界初の実証実験が行われました。今後さまざまな分野への展開が期待できます。 <6>医療・福祉分野  精密な動作が求められるCTスキャナ、血液検査装置、手術支援ロボット等の医療機器向けに製品を提供しています。また、重い物を軽く安定的に動かせるLMガイドの特長を利用し、福祉車両や電動昇降車椅子、入浴介助装置等への導入も進めています。 <7>生活関連分野  駅のプラットホームドア、自動ドア、冷蔵庫等の引き出し、エレベータ、プリンタ等生活に身近な多くの場面でTHKの製品が活躍しています。 ​​

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