山王
アディさんの情報を読んで感じたこと。 今回の山王の取得した特許技術は、多くの分野に応用可能であり、材料コストが今までの100分の1、比重も10分の1になるような基本特許を押さえたということです。 「導電性微粒子として」「銀ペーストの代替として」「ACFやACPとして」、電子機器にはなくてはならないあらゆる用途で使うことが出来るものです。 世界市場規模は5000億円以上で、更にこれから伸びていく市場をカバーする特許です。 山王が自分で作って売らなくても、ロイヤリティーを払ってもらって多くの企業に作ってもらえば、チャリンチャリンとロイヤリティーが入ってくる、凄い特許です。 特別な装置を使わなくても、いま世界中で使わている量産されているメッキ工程で使われる装置で使用できるようです。 山王にロイヤリティーを払えば、ニッケルを節約でき(⇒ニッケルを使う場合も特許でカバーしています)、金をものすごく価格の安い銀で代用できる。 これ使うのイヤダという企業は無いんじゃないかと思うんですよね~。 凄い特許だと思います。しかも世界特許『国際公開番号: WO/2017/122423 国際出願番号: PCT/JP2016/083827 国際公開日: 20.07.2017 国際出願日: 15.11.2016 IPC: H01B 5/00 (2006.01), B22F 1/02 (2006.01), C23C 18/20 (2006.01), C23C 18/31 (2006.01), C23C 18/52 (2006.01), H01B 13/00 (2006.01) 出願人: SANNO CO., LTD. [JP/JP]; 8-8, Tsunashima-Higashi 5-chome, Kohoku-ku, Yokohama-shi, Kanagawa 2230052 (JP) 発明者: YAEGASHI Satoshi; (JP). MAEHATA Takayoshi; (JP) 代理人: NISHIJIMA Takaki; (JP). DESHIMARU Takeshi; (JP). TANAKA Shinichiro; (JP). HAKODA Atsushi; (JP). ASAI Kenji; (JP). YAMASAKI Kazuo; (JP). ICHIKAWA Satsuki; (JP). HATTORI Hironobu; (JP) 優先権情報: 2016-004611 13.01.2016 JP 発明の名称: (EN) CONDUCTIVE FINE PARTICLES AND METHOD FOR PRODUCING CONDUCTIVE FINE PARTICLES (FR) FINES PARTICULES CONDUCTRICES ET PROCÉDÉ DE PRODUCTION DE FINES PARTICULES CONDUCTRICES (JA) 導電性微粒子及び導電性微粒子の製造方法』