アッチのタマタマ日記

　ぶどうの季節なので、勝沼に行ってみた。車でとおりかかった小さな綺麗なワイナリーに入り、「ワインつくってるところ、見られませんか？」となにげなく聞いたら、いいですよ～と社長が出てきて工場を案内してくれた。ラッキー！

　とてもフランクな社長で、作業してるところに連れてってくれて、じゃんじゃん適当に説明してくれる。そのへんには今からしぼる葡萄が箱に入って積んである。一粒くれたので食べてみたら、普通にデザートで食べるような甘い葡萄だった。
　ワインって、甘くない葡萄から作るのかと思ってた（だってそんなに甘くないし）。驚いてそう言うと、「糖分が醗酵してアルコールになるんですよ」と教えてくれた。
　なるへそー。そうだったんだー。
　だから、葡萄の甘さが足りないときは上白糖を加えて醗酵させるんだって。へえー。

　そのあとも、工場の機械の値段とか従業員の給料とか、勝沼の一戸建ての相場とか、いろいろとためになる話を教えてくれ、オットとわたしは「へえーへえー」と感心しっぱなしだった。世の中にはいろいろと知らないことがあるもんです。アッチは退屈そうにオットに抱っこされてビチビチ暴れていた。

　そのあとは試飲もさせてもらい、できたての新酒を一本買った。授乳やめたら早速飲んでみよう。もうじき卒乳の予定だし。卒乳したらもう、ビールだってワインだって、なんだって飲めるもんね。んふふふふふ。