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2005.08.11
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カテゴリ:カテゴリ未分類
この時期になると多くなるのが怪奇特集だけど、
見た後は1人でお風呂にも入れなくなる娘も、
タオルケットやらクッションやら体中にまとわりつけて画面にくぎづけになっている。
背中というか首の付け根部分が、妙に怖くて嫌な感覚になるけれど(娘もその様だが)
それは、
【気】がそこから入ってくるからだと聞いたことがある。
誰かが居る様な気配や、誰かに見られている様な気配、声が聞こえたような気がする時も、確かに何かが訪れて来ているからだとも言う。

何度か奇妙な体験はしたことがあるけれど・・・

10数年前、事故で友達が亡くなった。
お通夜の帰り道、駐車場までの道のりをサンダル履きで付いて来る人が居た。
正直怖くて振り向けなかった。何故なら、亡くなった友達の家を出た瞬間からサンダル履きのヒールの音がしていたから・・・
少し離れた駐車場の隅に、自分の車の姿が目に入った途端、小走りに駆け寄り、慌てて中へ。
自分が歩いて来た方向に目をやったが、誰も居ない。
もちろん、私を追い越して歩いて行く人の姿もなかった。
・・・あ~ん、怖い・・・(TT)
早く帰ろう!!と、キーを回したがかからない・・・
とっさに亡くなった友達の名前を呼んだ。
     やめて!!     と・・・
とたんに肩から背中からドッシリと重くなり、とてもとても運転の出来る様な状態ではなかった。
それから、何をどうしたのか必死で家に帰り着き・・・
お葬式が終わっても、窓や玄関をノックする音はしばらく続いていたが、
友達が亡くなってちょうど1ヶ月目の日。
私が事故を起こし、救急車で病院へ運ばれた。
全治1ヶ月。
当時、まだ幼い娘が気になりながらも、動けないんじゃ仕方がない・・・
泣く泣く入院生活を送っていたが、
1ヶ月の入院を繰り上げて退院しなければならない事態が起こった。
毎晩毎晩、何人もの誰かが寝ている私の顔を覗きに来るのだ。
朦朧としていた初めの2~3日は、看護士さんが様子を見に来ているのだと思い込んでいたが・・・
違っていた。
早々に担当医師に頼み込んで、入院期間を半分残したところで病院から出してもらった。

誰かに覗き込まれた時の、背筋が寒くなる感覚は、今思い出しても気持ちの良いものではない。



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Last updated  2005.08.14 12:27:39



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