人生甘くはない・・・? ~ Life is not sweet ~

2012/10/07(日)20:17

間もなく凱旋門賞(2012)

世界の競馬(20)

 10月7日  晴れ  日本時間の・・・夜11時過ぎでしたっけ?  いよいよ凱旋門賞の発走が迫っています。  ただ、オルフェーヴルの主戦からの乗り替わりのみならず、 ヨーロッパドイツでの馬伝染性貧血(伝貧)の発生により 欧州現役実績最上位で連覇を狙っていたデインドリームの出走取り消し、 直前になり再び故障発生で年内白紙のスノーフェアリーなど、 超が付く強敵が相次いで戦線離脱。  そういう意味で オルフェーヴルにチャンスが広がったことは間違いありませんが、 勝利の価値が下がったことも確かではないでしょうか。  そこへ一応頭数は揃って、 前走イギリス三冠を惜しくも逃したキャメロットも登場。  この馬が 事実上のオルフェーヴルのライバルということになりそうですが、 その他前走下したミアンドル、 この馬も内容としてはむしろ勝っていただけに 油断ならない相手と言えそうです。  まあしかし、 L.デットーリに乗り替わったキャメロットを 最大の相手とするのが本筋でしょう。  オルフェーヴルが勝てばそれはそれで嬉しくない訳ではありませんが、 しかしやはりこのスタイルで勝つのは気持ちのいいものではないです。 これで悲願達成とは少なくとも個人的には思いません。  他に気になる相手としては・・・ ルメール騎手のお気に入り(?)のシャレータ、ここがやはり強敵でしょう。 (騎乗は厩舎や馬主との専属契約か?)  18頭でゲート番大外を引いたオルフェーヴル、 依然として内へ刺さる癖があることがハッキリしているので そういう意味で一番怖いのはある意味降着かもしれません。  メンバー的には大敗の許されない構成ですが、 枠や頭数、この微妙なメンバー構成が 天皇賞春と重なる部分もあって最後の気掛かりですね。  中距離馬としては紛れもなく 世界トップクラスの力のあるオルフェーヴル、 馬だけで走らせれば絶対の好勝負だろうと思いますが、そこは競馬、 攻略法のある条件、マークされる立場、仮柵、当然多頭数の壁、 本番仕様のヨーロッパ各馬に意外な伏兵がいないとも限りません。  勝つなら 「誰が乗っても、誰が相手でも今日は勝てていた」  そんな勝ち方で決めてほしいですね。  もうすぐ発走・凱旋門賞・・・でした。

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