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マイルドなアスペの独り言

マイルドなアスペの独り言

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2017.01.19
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カテゴリ:発達障害
1月18日(水)の報道ステーション異才発掘プロジェクトの特集がありました。

発達障害の有無に関わらず、才能の原石を持つ子供はどこかに存在します。
しかし発達障害による不適応が原因で才能ある子供が社会(小中学校)に潰されることは
非常に嘆かわしいことです。
異才発掘プロジェクトは異才になる可能性のある子供の凸の部分を伸ばそうとする点では
とても評価できます。
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これは発達や認知の偏りに沿って子供の出来ることを伸ばすことについての本です。



しかし特集を観ていて違和感を2つ覚えました。
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①女の子がいないぞ…?
テレビ画面に映し出される子供たちメンバーを見て何となく違和感を覚えた。
よく考えたら、それは男の子ばかりだからです。
あとで検索したら、
第一期のメンバーは男の子14人・女の子1人とわかりました。
(【ROCKET】異才発掘プロジェクトとは?- mamanoko(2017年1月5日))
確かに「発達障害は男の子が多い気がする」とよく聞きますが、
流石にメンバーが偏り過ぎていると思いました。
女の子の発達障害児は"異才になりそうな芽"を持つ子が少ないのかもしれません?
それは同じ女性として何とも言えない残念な気持ちです。

②好きなことを親に応援されて且つ不登校しても罵倒されないのはじゅうぶん幸せではないか
異才発掘プロジェクトに選ばれた子供たちには不登校児が少なくなく、
番組でも不登校児が紹介されていたり、
家では好きなことに打ち込めて親も咎めない様子でした。
不登校状態になるって一見不幸ではあります。が、
何だかんだ言って幸せじゃね?とほんのり妬ましくもなったのです。
私の場合、
興味のかけらもなかった中学受験のレールに親に乗せられ
中学で不適応になって「中退して地元の公立中学校に入りたい」と母に申し出たら
「学費を払ってるお父さんに謝りなさい!!」と激しく叱られました。
母に愛されることが人生で一番大事だった私は無理して毎日登校しましたが、
精神的な居場所が家庭にも学校にもないので
ネットで知り合った成人男性と会って一緒にラブホに行ったり、
ストレスで生理が来なくなったりなどしました。
エスカレーター式で高校に入ってからは、
打ち込める好きなこと(絵を描くこととお菓子作り)について父から
「絵を描いても何もならないよ?
動物が好きなんだから獣医になる勉強すればいいじゃん」と言われたり
「いい加減お菓子作るのやめたら?」と母に言われたりして、
やはり親に愛されることが一番大事だったので
全部やめて普通の大学受験の勉強に打ち込みました。

成人した今では、
子供に有無を言わさず中学受験させることも
きつい言葉を吐いてでも不登校を許さないことは
全て子供(私)の将来を思いやっている愛情だと理解しています。
また、もしかすると両親の理屈としては
「本気でやりたことなら親の意見を無視してでもやり通せるはずだ」
かもしれません。

しかし、10代の子供が親の気持ちを無視してまで自分を貫くには
義務教育が終わるまでの"親に自分自身を丸ごと受け入れられていた"という土台が
必要なのではないでしょうか?
だから、異才発掘プロジェクトの子供たちは
優しい親に恵まれたしあわせものだなぁと思っちゃうのです。
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愚痴っぽくなってしまいましたが色々と考えさせられたので、
この特集に出会えて良かったです。


次回更新日:1月21(土)





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最終更新日  2017.07.29 00:27:08
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