マイルドなアスペの独り言

ルーシーです。
何故か最近は中学時代に複数の男子にいじめられていたときのことを
よく思い出してはイライラしてばかりです。

思い出してふと気になったのが
「誰にいじめられてたんだっけ？」です。
当時も今も、男子の誰にいじめられていたかわからないので、
当時は担任の先生に何も訴えることができませんでした。
当時は診断名が下されていなかったので、
何で自分でもいじめの相手がわからないのか不可解でした。

送料無料/真っ先に読むアスペルガー症候群の本　いじめられない仲間はずれにされない子に育てる／司馬理英子 価格：1188円（税込、送料無料) (2017/1/21時点)

ASD児の中には顔を覚えにくいあるいは区別がつきにくい子が少なくありません。
かく言う私も中学時代の1クラス45人中で顔と名前が一致していたのは
半数(女子みんなと男子少し)でした。
しかし、いくらそういう症状があっても
危害を加えてくる人なのに性別しかわからないというのはおかしいのではないか？
と疑問が膨れ上がりました。

ネット検索で色んなサイトを読んで調べていると
これって珍しいことではないようです。
荒川泰之さん(2015年9月29日)『アスペルガーの子が、いじめっ子がいる場所に自分から何度も行ってしまうメカニズム』- CHALLENGED
この記事によると、
いじめの相手にすら"顔を覚えてない"症状は発揮されちゃうし、
顔の区別がつかない(つきにくい)ことが危険のサインを見逃すことになる
とわかります。
誰がいじめっ子か自分でわからなければ
・担任の先生や保護者に訴えられない
・距離を置いたほうがいいのに無自覚にいじめっ子に接近してしまう
ですし。

後日談ですが、
中学時代の元同級生の女性に
「私さ男子にいじめられててさ」と言ったら
「え？！ルーシーいじめられてた？？？」と驚かれました。
なぜなら、どの女子生徒の仲良しの群れにも入ってなかったからです。
女子からとりわけ敵意を向けられていたわけではありませんでしたが、
孤立していたから"男子にいじめられていたルーシー"を目撃していた女子はいなかったのです。
もうこれで半永久的にいじめの相手は誰だかわかりません。


次回更新日：1月25日(水)