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マイルドなアスペの独り言

マイルドなアスペの独り言

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2018.04.02
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eテレ『ブレイクスルー2020→ 第1回 障害者雇用 もっと両思いを増やそう!プロジェクト』(2018年4月2日)を観ました。


出演者は、
成人障害者ら、障害者を雇う企業側の人間、障害者の労働組合設立者で、
障害者雇用の現状課題点について彼らが話し合う形の番組でした。
その障害者雇用の現状課題とは、

  • 障害者と就職先の仕事のミスマッチ

  • 雇用側が感じる福祉的圧力

です。
障害者と雇用側のコミュニケーション不足を感じました。


障害者と就職先の仕事のミスマッチ


そもそも企業がわざわざ障害者を狙って採用するのは、
国が定めた法定雇用率を達成するためです。
健常者を採用するときなら
経理が1人やめる予定だ→新しく経理へ1人雇い入れなきゃ
ですが、
障害者を狙って採用するときとは
法定雇用率達成まで障害者をあと5人雇わなきゃ→とりあえず軽作業と庶務で5人採用。障害者たちのキャリアフローは作れてないけど仕方ないか
となるわけです。
障害者にやらせる業務が本人に合わなかったり将来性のない者が多くなってしまいます。
首都圏の大手企業の障害者向け求人票で見かける
職種:オープンポジション
の表記は、そういったミスマッチを防ぐためにやるのでしょうが、
零細企業や中小企業にそこまで融通をきかせる余裕があるとは思えない。


雇用側が感じる福祉的圧力


健常者の大学4年生の就活では、
「私はあれができるしこれが得意。こんな部分が御社に合ってる」
ポジティブなアピールをするやり方が一般的でしょう。
しかし障害者の就活では
「私はこれが苦手こういうことが出来ない」
というマイナスアピールが多くなりがちです。
特に我々発達障害者はマイナスアピールで文字数が膨大になる。
身体障害のように簡潔に言えるものではありませんので。
配慮を求めるために障害者枠で入るんだから、当然ではありますが。
と言っても、企業は利益を追うことが使命です。
生産性のない者なぞ雇いたくない。
だからマイナスアピールが多い応募者(障害者)に会うと
「この人は出来ないことしか言ってないから雇いたくないかも。
でも障害者を雇わないと法定雇用率を満たせない…」
というふうに"福祉的圧力"を感じてしまいます。


私の勝手な結論ですが、

  • 障害者は企業に対してもっと得意なことや好きなことをアピール

  • 企業は(法定雇用率達成の圧で苦しいけど)本当にその募集職種をやりたがる障害者に出会うまで粘り強く採用活動をする。

ことが互いの幸せに繋がると考えます。
互いに遠慮することなく、もっと意見をぶつけ合ってコミュニケーションを取るべきです。






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最終更新日  2018.04.02 22:10:57
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