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マイルドなアスペの独り言

マイルドなアスペの独り言

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2019.02.14
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カテゴリ:家族

初めての社会人経験&障害者採用で雇われて1年弱が経とうとしています。
障害者採用はどうしてもアシスタント的業務に偏りがちなので、
最近は、親が私にかけた金銭的投資について考えることが多いです。
「補助的な仕事に専念するのが予測できていれば、
中学受験と大学受験のための塾にお金を払うことなかったのに。
お金が勿体無いなあ。お父さんとお母さんかわいそう」


※補助的業務を軽んじていませんが、
自分にかけられたあまりに膨大すぎる教育費には合っていないという話です。


私の歯並びは小中学生の間に矯正で綺麗に整えたのですが、
よく母が「あなたの口元には100万円かかってるのよ。全部お父さんが稼いだお金よ」
と私に言い聞かせていました。
口元なら今後のケアで大事にして虫歯を予防し、100万円を溶かさないように努力できます。


でも、仕事と社会的立場は自分一人の努力でコントロールはできません。
大学受験のための塾に振り込んだ費用一覧を、母はよく
「よく見て。こんなにお金がかかってるの。全部お父さんが汗水垂らして稼いだお金よ」
と私に言い聞かせていました。


会社に自分の身を捧げるかのように働いたサラリーマンの父と、
その父を家庭から一心に支えた主婦の母です。
両親に対して100%純粋に「愛している」とは思えませんが、
私にかけたお金を考えると気の毒でならない。


いとこたちは幼児期から比較的重い発達障害がわかっていたため
中学から支援学校に通い、ストレートで障害者採用の正社員として雇われました。
祖父母とおじおば(いとこたちの両親)が心から祝えて安心できる結果となりました。
私はどうでしょう。
期待されながら、中学受験に行かされ大学受験にも行かされ、
大卒後1年のブランクを経て障害者採用の契約社員です。
お給料をいただけるだけありがたいのですが、
親たちのことを思うと、虚無感にいっぱいになります。


今の私は障害者雇用率を満たすだけの存在ですが、
5年後10年後は、
もっと社会から必要とされる人間になって役に立つ人間になり、
親が私にかけた教育費を社会に還せるようになりたいです。
それで両親に「産んで育てて無駄じゃなかった」と思ってもらいたいです。
色々思うところあるけど、結局私は、親に愛されたいだけなのかもしれません。






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最終更新日  2019.02.14 22:08:34
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