私の母については、本ブログのカテゴリー[ 家族 ]でたまに語っています。
数ヶ月ぶりに母と会い、同じ屋根の下で5日間過ごしました。
久しぶりに会った母はとても穏やかに見えました。
しかし、私がいつか両親から離れたいという話になると、
やはり私の心身の自立を望んでいないようです。
「賃貸はマンションじゃないとダメ。アパートは論外。2階以上の部屋にして。
交通が便利で治安が良い場所に住みなさい。あなたの品性を保ちなさい。」
「きちんとした部屋に住むと賃貸料が高くて、結局出てくの大変でしょ?
だからわざわざ親元を離れる必要はないの」
↑交通の便利さと治安の両方を求めたら、私が払える家賃に収まらなくなるから
結局親元から離れられなくなる。せめて交通の便利さは妥協しなくっちゃあ…
「自分でマンションの部屋を買うんじゃなくて和歌山(我々の本籍地)に戻ってこないの?」
↑いつまでも親の掌の上に娘を置いておきたいのが見え見え。
結婚しないでずっと「●●家の長女」でいてほしいと遠回しに言っていることが感じられる。
私を関東で育てておいて「和歌山に"戻れ"」は勝手すぎる。
「こないだ同窓会行ったんだけど、ずっと同じところ(=実家)に住んでる子もいる。
結婚しなければ結局もとから経ってる家に住み続けるのが普通なのよ案外」
↑いつまでも「●●家の長女」でいるのはゾッとする。自分のアラフィフ同級生を持ち出さないでくれ。私は私という一人の大人でありたい。
久しぶりに母と何日も過ごして目が覚めました。
両親から心も物理的にも離れなければ。
両親には野生動物(ゾウさん、ライオンさんなどは除外)を見てほしい。
育って親元から離れた子供たちは親の力には一切頼れません。
そのあと子供がどんな危険な目にあおうと野生の世界では仕方のないことです。
もっとしっかりしないとなあ。私。
ひとまず、数年後に賃貸を借りるときは母ではなく別の人に相談しましょう。