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マイルドなアスペの独り言

マイルドなアスペの独り言

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2019.07.16
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カテゴリ:家族

ふとしたきっかけで、幼稚園から高校までの母と私の嫌な記憶がたやすく引っ張られてしまいます。


勤め先の他の社員の方が
「うちの子って宿題やってないのにやったって嘘をつくのよ。嘘ついたらだめって言ってるのに」
「息子が中学受験の勉強を始めて、ちょっと問題が解けただけでオレ天才って跳ねるんだ」
のような子供の雑談を業務時間中に何気なくするのですが、
それで自分の嫌な記憶が一瞬で昔からこちらへ飛んでやってきます。


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5歳の時、筆算はともかく、算数の文章題はどうしても解けなかった。
「だから!××××だって何回も説明しとるやん!!何回言わす?!もうやめたてもええんやで?!?!話聞いてないんちゃうんか?!?!」
と母に怒鳴られて怒鳴られて怒鳴られた。
同じ解説を何回も母は紙に書くので、紙は鉛筆で真っ黒。
でも「ハイ勉強やめます」って私に言わせたくないのは、
空気読めない私でもわかっていた。

中学受験の勉強中、何があったのか詳しくは覚えていないけど
「受験やめてもええんやで?!地元に公立の中学あるし」と怒られながら
問題集を生ゴミの箱にぶち込まれたり、
庭に問題集をバサーッと放り出されたり、
ページを大きく破られた。
でも「ハイ受験やめて公立行きます」って私に言わせたくないのは、
空気読めない私でもわかっていた。

他には、怒られた理由はいまいち覚えていないけど、
小学校低学年の頃は怒られると
夕食なしになって家から締め出された。
食事なし&家から締め出されるというのは、当時の私には恐怖だった。
(それでも夜8時くらいになれば家に入れてもらえるし、謝れば食事をくれる)

母はとにかく怒鳴ったり物で怒りを表現したりする怖い人で、
一度怒るとタガが外れたようになるので、
なるべく怒鳴られないように神経を尖らせながら子供時代を過ごしていた。
細心の注意を払っていても、どうやっても怒らせることが絶えないので、
人として相性が悪いのかもしれない。
恵まれた家で育てられたはずなのに、いまいち安心感がなく閉塞的な子供時代だった
もっとひどいことをされている子供なんていくらでもいるのに、おかしな話である。
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こういう記憶を些細なきっかけで一瞬で自動的に引っ張ってくるのって不健全です。
今とこれからを生きているのに、
昔のことで何度も苦しんでいるのは生産的ではありません。
でも勝手に脳内がタイムスリップするので、不可抗力でもあります。
何より、母本人はこういうことをしたとは覚えていないそうです
人の記憶ってこんなものでしょうか。
私の被害者意識が強いのかも。


一体どうしたら脳内タイムスリップをしなくなるのか、
考えあぐねています。






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最終更新日  2019.07.16 21:13:53
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