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マイルドなアスペの独り言

マイルドなアスペの独り言

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2019.08.10
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カテゴリ:家族

こないだも母から孫プレッシャーを感じて不機嫌になってしまいました。

高校のクラスメイトで既に出産した女性はまだいないようです。
9割くらいが4年制か6年制の大学へ進学する高校だったので。
それでも彼女らの半数以上は
「人生の中でいつかは子供を持って母親になるかも」
と思っているのではないでしょうか。

尤も私は「死ぬまで子供は産まない」と思っています。
これを他人に言うと大抵は変な顔をされてしまうので、困ったものです。

親戚の幼い子供と会って、愛くるしさのあまり
「自分も赤ちゃん欲しい」と思う人はよくいるみたいです。
自分の叔母がまさにそれだったらしいのです。
確かに乳幼児は可愛いですが、それで「自分も欲しい」と思う理屈はわかりません。
それはそれ、これはこれ、みたいな感じです。私の中では。


なぜ私は子供を持つ人生を選びたくないのかには、いくつか理由があります。

主人になってくれそうな相手を見つけられない

現在の交際相手に同棲を持ちかけたら断られたことがありまして、
その時「これは結婚まで行かずにいつか別れるだろうな」と感じました。
相手が「パートナーが欲しい」と思う頃には私は多分すっかりおばさんです。
オスから見たメスとしての魅力は底値になっているでしょう。
そこで、本当に結婚がしたくてお母さんになりたい女性なら、
ここで別れて別の相手を探すのでしょう。
生殖適齢期の間に主人に出会うことはマストですから。
しかし私には、別の相手を探す理由も別れる理由も特にないので、
なんとなく流れのままに付き合い続けています。


子育ては自分のキャパを超えている

この辺は考えを突き詰められていないので詳しい理由は言語化できていませんが、
子供を孕んで産んで育てていたら自分の心も体もぶっ壊れそうな気がなんとなくします。
仮に現在の交際相手と夫婦になって子供を作っても、
フルタイムで共稼ぎしつつ私が一人で育てることは必然で、やはり私の器を超えています。
(現在の交際相手も発達障害でシングルタスク人間で、
とてもじゃないけど会社員と父親業とを両方やれる器には見えません)

子供が言うことを聞かなかったり悪いことをした時に一筋縄で解決できないというのも難題です。
子供を罰する為に食事を与えなかったり家から閉め出すのは良くないそうです。
米国だと、怒鳴ることすら虐待だそうです。
それでどうやって子供を「人間」にしていくのでしょうか?想像できません。

あとは単純に、乳幼児の甲高い声を聞くと耳が痛むというのもありますが。
泣き声だけでなく、喜んで興奮している時の声もダメです。


子供という「他人」の人生を預かることはとてつもなく重い

この世に奇跡的に生を受けたらといって、
必ずしも五体満足と健全な精神を宿して生まれてくるとは限りません。
経済的に自立して巣立って次世代を作ることは当たり前にできることではありません。
産み落とすことは、生きることを強いることです。
生まれてきたら、何がどうなっても自分の意思で人生から降りていけないのです。
私にとって生きることは、綱渡りであり、誰もいない大海原で一人ボートを漕ぐことです。
「他人」に何かを与える余裕どころか人生を預かる余裕はありません。


妊産婦・子持ちになることで配偶者に生活基盤を依存せざるを得なくなる

共稼ぎのファミリーがマジョリティになりつつある昨今ですが、
それでも妊産婦・子持ちの母とは社会的に弱い存在です。
妊娠中と出産直後は満足に働ける体ではないし、
子供が少し大きくなってもケアはしばらく続くので、全力で稼ぐことはできません。
熱をよく出して保育所に毎日は預けられなかったり、
学齢期にひどくいじめられて放置していれば精神疾患を抱えるかもしれません。
障害を抱えていれば親がほぼつきっきりで療育することになります。
そういう間に主人に愛想をつかされたり、
主人が何かにつまずいて働きに出れなくなったら、
母子ともに困窮します。
配偶者とはいえ他人は他人。
「主人」という他人に自分の人生を預けて「子供」という他人の人生を預かる度胸はありません。


こんなわけで、私は子供を産みたくありません。
そこまで苦労することを覚悟してまで自分が自分の子を産む意義とは?と疑問です。
だからこそ全国の現役パパママには頭が上がりませんし、足を向けて寝られません。


追記:本ブログで続きの記事を書きました。(下記リンク)
2019.12.10「子供を作りたくない理由」をもう少し整理してみた






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最終更新日  2019.12.28 17:33:37
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