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マイルドなアスペの独り言

マイルドなアスペの独り言

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2019.08.18
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テーマ:いじめ(345)
カテゴリ:子供の頃

8月下旬に入り、新聞では「いじめ」を扱う記事が出始めました。子供の夏休みがそろそろ終わるからでしょう。いじめられている子供への著名人のメッセージが数多く載っています。


私はいじめられても不登校はしませんでした。なぜなら、家庭も居心地が悪かったからです。学校に行かなければ家にいることになり、家にいれば母親に責められる。私が落ち着く場所はあの頃はありませんでした。


中学校を休みたいと母に申し出たら
「じゃあ自分で学校の事務に電話入れといて。あと、学費払ってるお父さんに謝りなさい。お父さんが身を粉にして稼いだ学費をあなたはドブに捨てているのよ」
と返されました。自分で学校に連絡を入れるのは当たり前のことだし、学費を無駄にしているのも事実です。何も言い返せませんでした。それでも
「お母さんは私に衣食住は提供してくれるけど、私を守ってくれるわけではないんだな。私の心には興味のかけらもないんだ」
と理解すると、悲しすぎてゾッとしました。非力な未成年の子供はいつでも親に味方でいてほしいのです。母がダメなら他に可愛がってくれる大人が欲しいなと、ネットで成人男性を探して会おうとしたりしましたが(今でいうパパ活)、私は会ってもビビって脱兎のごとく逃げてしまいました。


パパ活的なことを頑張って可愛がってくれる他の大人を探そうとしたり、当時のクラスから抜け出すために成績を上げようと勉強に打ち込むうちに、クラス替えの時期がきました。成績選抜システムのおかげでひどいクラスメイトから離れることができました。離れてからは、孤独だけど穏やかな学校生活の再開です。


成人した今では、母に理解されたいという気持ちは薄れてほとんど無くなっています。母に媚びても良いことはないので。むしろあまり関わりたくない存在です。距離を置いて他人のように暮らしていたい。
母はひたすら父に尽くす非力な良妻だったんだなあとしか今では思えません。父が仕事に集中できる環境を提供していたかったことがわかります。娘が不登校になったら父は仕事に打ち込みづらいでしょうし。


今の自分から中学生の自分に声をかけるなら、どんな言葉があるでしょうか?何もありません。当時も今も私は社会カーストの下層をうろうろしているので、中学生の自分に見せられる顔がありません。強いて言うなら「大人になると周りから恐ろしい存在が減って、怯えて暮らすことが減っていくよ。だからもっと勉強や趣味をやって、洗練された大人を目指してください」でしょうか。







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最終更新日  2019.08.22 07:14:14
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