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マイルドなアスペの独り言

マイルドなアスペの独り言

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2019.09.21
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テーマ:いじめ(345)
カテゴリ:子供の頃

小学6年の時の学級担任は「いじめ」についてこう語っていました。
「いじめをしたら、絶対に自分に返ってきます。何年先かはわからないけど、いじめという悪いことをすれば自分に悪が返ってくるのは来年かもしれないし10年後かもしれません。だからいじめは絶対やってはいけません」
小6の私にこの語りは響きませんでした。悪いことをすれば自分に返ってくるって、嘘をついたら死後に閻魔様に舌を抜かれる話と同じくらい胡散臭かった。「悪いことをすれば自分に返ってくる」という語りかけが通じるのは小学校低学年までの幼い子に対してでしょう。


幼稚園から高校までのいじめっ子・いじめられっ子は、今どうなっているのか。

小学校時代にクラス全員から嫌われていたいじめられっ子は、低偏差値の高校へ行き、そのままフリーターになり、今どうなっているかわかりません。
小学校で一番お勉強の得意だったいじめっ子は、10代で留学し国際社会へ羽ばたいています。有望な社会人になることでしょう。
中学時代にいじめられていた私は、大学進学後に自閉症スペクトラムがわかり、今は障害者採用で素朴な業務をしています。
中学で私を主にいじめていた男子は、無難に都内の私大へ進学し、上場企業に入社し、忙しく働いてキャリアを積んでいっています。


いじめられっ子は成人後は前途多難な道を、いじめっ子は華々しい社会人生活をスタートしています。
良くも悪くも純粋な子供の世界ですから、強い子が弱い子を攻撃するのはごく自然なことではないでしょうか?集団の中で一番弱そうな個体をみんなで排除していく様子は、生き物の本能のようであります。
強い子はそのまま強い大人になり、弱い子はそのまま弱い立場の大人になるだけ。「いじめという悪いことをしたらいつか自分にも返ってくる」というのは全くの迷信ですね。


親や学校の先生など、大人はどうやって子供に「いじめはだめだ」と教えたらよいのでしょうか?純粋で本能のままに行動する子供をいじめっ子にしないためには、大人が子供にひたすら理性を教育で植え付けていくしかありません。そして、いじめとは暴力であり、つまり犯罪です。「いじめは犯罪であり、犯罪は誰にやってもだめなんだ」と子供に言い聞かせるしかないのではないでしょうか。言い聞かせても無駄かもしれませんが、迷信で教え諭すよりましだと思いたいです。








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最終更新日  2019.09.21 18:57:39
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