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せつび‐ご 【接尾語】
語構成要素の一。単独では用いられず、常に他の語の下について、その語とともに一語を形成するもの。意味を添加するもののほかに、上の語の文法的機能を変える働きをもつものがある。「彼ら」「殿さま」などの「ら」「さま」は前者、「深さ」「春めく」「男らしい」などの「さ」「めく」「らしい」は後者の例。接尾辞。 日本語は面白い。 ちょっとした工夫でいろいろな変化を起こす。 日本語で遊んでみよう。 あれは2年前の正月。 私は大学の友人と酒でも飲もうかと約束をし、 5時に名古屋で待ち合わせた。 そして、一緒に書店へ行き、 今日どこで飲もうか、情報誌を参考に決めることになった。 『名古屋名店50店』とか、『ぴあマップ』とかを見ながらいろいろ探した。 「おっ!これいいんじゃない?」 と友人が言うので、同じ情報誌を手にその店の情報を見てみた。 「ここから近いし、結構安いし、よさそうだな」 「焼き鳥やら、いろいろな焼き物が食えるんだって」 「おおっ!うまそうだね」 「なになに、オススメの品は・・・」 「はぁっ?何だこれ?」 「どうしたん?」 「このオススメの品ってなんだ?」 「見せてみろよ」 「えーっと、『北海道ジャガイモみたらし風あんかけお好み焼き風』?」 「なんか変だろ?」 「『北海道ジャガイモみたらし風あんかけお好み焼き風』?じゃあ、これは何だ?」 「ジャガイモ?お好み焼き?」 「分からんね。どっちでもないんじゃない?」・・・・・・・ どうも、どうでもいいことが長くなってしまう傾向があるが、 私の言いたいのはこういうことである。 「~風」って、よく分からんよね? だって、「広島風お好み焼き」って言われても、 広島風なだけであって、広島のお好み焼きではない。 正々堂々と「広島のお好み焼き!」と名乗ればいいのに。 たしかに、愛知県で売っているお好み焼きは愛知県のお好み焼きであって、広島のお好み焼きではない。 しかし、「愛知県で売っている広島風お好み焼き」は、結局何がいいたいのかが分からなくなっている気がする。 それならいっそ、 「愛知県で売っているけど、広島で売っているお好み焼きに味をものすごく似せたお好み焼きです。」ぐらい正確に書いたらどうだ! どうだ!って。何様のつもりだ?俺。 おい、コラ! 聞いてんのか? しかしまあ、何でもかんでも『風』をつければいいってモンじゃない。 (以下は、カンニング風に読んでください) 中華風おせち? 日本の食べ物だろ、コラ! 和風アイスクリーム? おい!不味そうだろ ギョウザ風おつまみ? じゃあ、お前はだれだ! 韓国風たいやき? じゃあ、あれか。キムチでも入ってんのか? 輸入風住宅? 国産なの?輸入なの?はっきりしろ! エッセイ風で紹介します! じゃあ、どんな文章なんだよ。 適当に例を挙げてきましたが、これは実際にあるものです。 ヤフーで『食べ物 風』『建物 風』検索すると、いろいろ出てきます。 もしかしたら、皆さんはあんまり『~風』に違和感を感じないのかもしれない。 それが普通なのかもしれない。 そうです。 私は、ひねくれてます。 天邪鬼風おとこです。 もしかしたら、通院ものかもしれません。 お薬が必要なのかも。 こんなどうでもいいことで、こんなに憤慨しているなんて。 では、病院にいってきます。 バイバイ!(教育テレビのお兄さん風に) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年02月19日 02時15分55秒
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